映画を観る前に知っておきたいこと

劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~ 戦闘シーンの圧倒的な疾走感

投稿日:2015年6月9日 更新日:

劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~

社会現象にまでなった「進撃の巨人シリーズ」の劇場版の後編。TVシリーズで放送された14話~25話までの後編をまとめた。

  • 製作:2015年,日本
  • 日本公開:2015年6月27日
  • 原作:漫画『進撃の巨人』諫山創

予告

あらすじ

巨人が支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、巨人の侵略を防いでいた。壁外への自由と引き換えに・・・。壁の外へ出る自由に憧れる少年、エレン・イェーガー。彼は壁の中の仮初めの平和に満足し、外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。


そんなある日、突如として現れた「超大型巨人」によっていとも簡単に壁は破られ、エレンの街は巨人によって陥落。母を目の前で食われたエレンは巨人を一匹残らず駆逐すると復讐に燃え、巨人と戦う兵士となる。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~

後編~自由の翼~ あらすじ

click ※ネタバレ
巨人となったエレンに対する反応は様々だった。壁のより内側に住むものは「破滅を導く悪魔」と呼び、壁のより外側に住むものは「希望へ導く救世主」と呼んだ。エレンは中央政府に、身元を憲兵団、調査兵団のどちらに引き渡されるべきかの審議にかけられた。それぞれの兵団の思惑が交錯する中、エレンの審議が始まった。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~
審議の結果、調査兵団「リヴァイ班」へ所属することになったエレン。何も明らかになっていない巨人の力に緊張感を保ちつつ、リヴァイ班の精鋭達は徐々にエレンと打ち解けていく。そして、エレンの同期の104期訓練兵達は、各々所属する兵団を決める時期に差し掛かっていた。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~
エレンと同期のミカサ、アルミン、ジャンたち第104期訓練兵を新たに加えた調査兵団はエルヴィンの指揮のもと第57回壁外調査に出た。エルヴィン団長が考案した長距離索敵陣形で、出来る限り巨人との接触を避けて目的地を目指す。

しかし、そこへ”知性”を持った女型の巨人が現れる。そいつはエレンと同じ、人間が変異した巨人。何人もの仲間が殺され、撤退かと思われた作戦は続行。陣形は女型に追われながら巨大樹の森へと突入する。女型の巨人が追っていたのはエレンだった。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~
なおも進行を妨げようとする兵達を殺しながらリヴァイ班に迫る。エレンは問う「見殺しにする理由が分かりません!」。巨人の力で戦おうとするエレンを静止するリヴァイ班のメンバー達。

「信じて」

エレンは進むことを決意する。あと一歩で追いつかれるという時、エルヴィン団長が仕掛けた罠が発動、調査兵団は遂に”女型”を捕えることに成功したのだった。そこで初めて、調査兵団の団員たちはエルヴィン団長の思惑を理解する。第57回壁外遠征は、最初から女型を捕えるために仕組まれていたものだった。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~
これで人類は巨人の脅威に対して大きな一歩を踏み出したかに見えた。だが、女型の巨人は突如として大きな叫び声を上げたかと思うと、森の外にいた巨人たちを呼び寄せて自分を食わせてしまう。その中にいたはずの人物は、調査兵団の制服を着てエレンを追っていた。エレンを護衛しながら帰還していたリヴァイ班がこれを迎え撃つが、全員殺されてしまう。

「俺が間違っていた」

怒りに身を任せて巨人化するエレン。奮闘もむなしく敗れてしまい、女型の巨人に連れ去られる。戦いの最中、エレンは女型の巨人にある人物の面影を見る。連れ去られたエレンはミサカとリヴァイ班長の二人に救出され、無事に帰路につくのだった。リヴァイ班長が去り際に見た女型の横顔は、泣いているように見えた。

壁の中へ帰還した調査兵団の目下の問題は、憲兵団へのエレンの引き渡しだった。それを阻止するために、人類の未来のために、調査兵団は最後の賭けに出る・・・。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~

映画を見る前に知っておきたいこと

アニメ「進撃の巨人」

進撃の巨人は、漫画の大ヒットを受けて2013年にアニメ化された。オープニングテーマが放送された時には、そのクオリティの高さにアニメファンは舌を巻いた。漫画よりアニメの方がクオリティがたk・・ごにょごにょ。

描画の綺麗さもさることながら、戦闘シーンの疾走感は圧倒的。劇場ではまた巨人の迫力が何倍にもなっているだろう。アニメ第二期は既に製作されることが決まっていて、2016年に放送される予定だ。

ちなみに、今年の8月、9月と実写版が連続公開されることになっている。ポスタービジュアルに映る巨人は、なんともホラーな様相。

関連・実写版・進撃の巨人

-アニメ映画

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