映画を観る前に知っておきたいこと

ぼくたちは上手にゆっくりできない。 3人の小説家による、コーヒーにまつわる短編集

投稿日:2015年1月28日 更新日:

出自も、ジャンルも、世代も違う3人の小説家たちがペンをメガホンに持ち替えてとった短編集3作のオムニバス。”上手に眠れない””上手に微笑めない””上手に休めない”この3つの上手にできない事をテーマに、文章を生業とする人達が、映像で描く人生の1ページ。


  • 製作:2015年,日本
  • 日本公開:2015年3月28日
  • 上映時間:105分

予告

あらすじ

”上手に眠れない”『Good Night Caffeine』
恋人の手術が終わるのを待っていた青年は、深夜の病院で長い黒髪の少女と出会う。少女は、お父さんのコーヒーをこっそり飲んでしまい、眠れなくなってしまったらしい。青年は少女が眠くなるまでの暇つぶしに付き合うことになるのだが・・・。
story_01_main

”上手に微笑めない”『花火カフェ』
染谷は、自分の部屋に通ってくる宮本との関係に小さな溝を感じるている。宮本は、世界と彼女を繋いでくれる唯一の存在だった。離れてしまった心を取り戻すために、彼女は宮本に花火をしようとせがむ。花火は、彼女にとって本当に大切な思い出だった。だが、彼は彼女に告げたことは・・・。
story_02_main

”上手に休めない”『BLAKE』
ある日、会社の応接室で大怪我をしているのを発見された黒須。彼は休日だというのに休むことなく仕事をし続けている。そんな黒須に、同僚の濱崎はひたすら意味不明なちょっかいを出してくる。黒須はただうっとおしく思っていたのだが、次第に現実と非現実を行き来する黒須の心がゆさぶられ始める・・・。
story_03_main

映画を見る前に知っておきたいこと

小説家が描く映像作品郡

この映画の特筆すべきところは、監督が映画監督ではないことでしょう。このプロジェクトは、3人の中の一人が始めた「リアルコーヒーエンターテイメント」という試みに、ほかの2人が参加したことで始まりました。監督、脚本、編集、配給、宣伝、全てに至るまで自分たちで行い、映像作品を発表するというプロジェクトです。
この作品に”コーヒー”というアイコンはとても重要な意味を持っています。3つの作品郡はこの一つのアイコンに三者三様の切り口を持つという手法でテーマを選んでいます。一人は”眠れない”ということのきっかけ。一人は男女の憩い”微笑み会う”象徴として。もう一人は”休む”ことのお供として。一杯のコーヒーから連想する様々な人間模様を描いていく。

三人の小説家

安達 寛高(あだち ひろたか)

乙一、中田永一、山白朝子の名義で活動。たくさんの作品が映画化されています。学生時代から自主制作映画を撮り続け、執筆活動と平行して監督業にも精力的。監督作には『一周忌物語』『立体東京』など。
小説家としての主な作品は、「GOTH リストカット事件」「くちびるに歌を」

桜井亜美(さくらい あみ)

小説家デビューは1996年。現在は映像製作にも精力的。『虹の女神 Rainbow Song』原案・共同脚本『FUKUSHIMA DAY』監督。小説家としての作品は「イノセントワールド」「MADE IN HEAVEN」

舞城王太郎(舞城王太郎)

三島由紀夫賞受賞の覆面作家。小説家としての主な作品は「阿修羅ガール」「好き好き大好き超愛してる。」

-ヒューマンドラマ, 邦画

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。