映画を観る前に知っておきたいこと

2016年クリスマス
劇場で観たいおすすめ映画

クリスマス映画

2016年のクリスマスは何してる?

僕はきっと映画館にはいない。1番観たい映画を街の劇場でやってないからね。

今日は、僕以上に今年のクリスマスに映画を必要としている人に向けて、12月に劇場でやっているおすすめの映画を考えたい。

誰と観るか以上に重要なことはないけど……テーマは、それが恋人でも家族でもハズさない映画だ。


スモーク

僕がクリスマスが近づく度に必ず思い出す映画だ。クリスマスにまつわる心温まるストーリーを含んだ群像劇で、いかにもクリスマス映画という気取った感じがないのがセンスを感じさせる1本。

1995年と少し古い映画だが、今年は21年ぶりにデジタルリマスターでリバイバル上映される。向こう10年クリスマスに劇場に足を運ばなくても、今年だけは僕の話を信じても損はない。わざわざ映画館まで行って下手な映画を観るよりは、家でこいつを観ていた方が良いクリスマスになると毎年のように考えてしまうぐらい最高の余韻を残してくれる。

ピートと秘密の友達

クリスマス映画というわけではないが、ディズニー・ファンタジーの最新作という意味ではクリスマスのファミリー向け映画の大本命だ。1977年に製作された日本未公開作品『ピートとドラゴン』のリメイクとなるこの映画、オリジナル版よりもずっと評価が高くなっている。当時あったミュージカル要素とアニメーションは排除され、フルCGと実写になったことで大人まで楽しめる作品となった。3D、4DXでの上映がないのが少し残念だが、家族の平均点が最も高くなるのはきっとこの映画だ。

ドント・ブリーズ

選択肢のひとつとしてホラー映画も1本紹介しておきたい。この12月はあの『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)の続編も公開されるのだが、ネームバリューに騙されずこの『ドント・ブリーズ』を選ぶべきだ。近年稀に見る王道骨太ホラーであるこの映画、きっと期待した以上の恐怖を提供してくれる。『ブレア・ウィッチ』に唯一負けるとすれば、B級感だけだ。

皆さま、ごきげんよう

映画通同士で観るなら、この『皆さま、ごきげんよう』がおすすめだ。少し変わった映画だが、人生の達人と呼ばれる巨匠オタール・イオセリアーニはどんな重たいテーマでも、そのユーモアで必ず心地よい余韻に変えてくれる。

映画通にと言ったが、決して敷居の高い作品ではない。ただ、ゆったりとしたリズムを得意とする監督なので、いわゆるハリウッド的な映画が好きな人には向かないかもしれない。『スモーク』のリバイバル上映を除けば、今の僕ならこの映画を選ぶような気がする。

ミス・シェパードをお手本に

イギリスをはじめ世界で16年間も演じられてきた舞台劇の映画化であるこの作品が、すでに多くの人の心に刻まれていることは間違いない。舞台でも主演を演じ続けてきたイギリスの名女優マギー・スミスの存在や、舞台演出を手がけたアラン・ベネットによる脚本は、舞台劇をそのままスクリーンに持ってきたかのような秀逸な出来栄えとなっている。

実話から生まれたこの物語が生み出す余韻に、クリスマスの予定を預けても何の問題もない。

幸せなひとりぼっち

この映画は、本国スウェーデンで160万人を動員し、約5人に1人が観たという国民的映画だ。北欧の心を温めたハートウォーミングなストーリーは今年最後の映画としても悪くない。タイトル通り、ひとりで観ても重大な疾患を抱える羽目にはならない。孤独な中年男にシンクロするほど、生きる活力をもらえるはずだ!


あとがき

観たい映画が近くの劇場で上映されないと、僕のように嘆いている人も少なからずいるはずだ。失敗しないかつ、おもしろい映画を僕なりに考えてみたが、ラブストーリーが1本も紹介できなかったことが少し不満だ。

きちんと配給されている映画も交えたつもりだが、それでも田舎でやってなかったり、公開時期がずれていたりと、クリスマスに観られない人もいるだろう。

もっとマニアックな映画や、少し趣向を変えれば12月は音楽ドキュメンタリーも充実しているので、もう少し掘り下げてみると予定を埋められるかもしれない。

僕なら『ストーンウォール』のためにわざわざ劇場に足を運ぶぐらいなら、家でレンタルした『スモーク』を観るけど……

選べる作品が、お眼鏡に叶わなければ別のことをして過ごせばいいだけだ。

2016年12月公開映画

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