映画を観る前に知っておきたいこと

妻への家路 あのスピルバーグが泣いた感動大作

妻への家路

世界で活躍するチャン・イーモウ監督が、『SAYURI』『マイアミバイス』など同じく世界で活躍する女優コン・リーを久しぶりに主演に迎えた本作。世界中を感動の渦に巻き込んだあのタッグの復活作品。


  • 製作:2014年,中国
  • 日本公開:2015年3月7日
  • 原題:『帰来』
  • 英題:『Coming Home』
  • 上映時間:110分

予告

あらすじ

革命と言うより史上最大規模の暴動として知られる”文化大革命”。死者は40万人とも1000万人とも言われ、被害者の数は1億人にものぼると言われている。各地で虐殺や略奪、破壊が起こり、凄惨な様相を見せた革命の終結したのは1977年。収容所に投獄されていた陸焉識(ルー・イエンシー)は20年ぶりに開放され、愛する妻、馮婉玉(フォン・ワンイー)の元へ帰る。しかし、妻は心労のあまり、夫の記憶を失っていた……

夫は一人、向かいの家に住む事を決め、娘の丹丹(タンタン)の助けを借りながら、妻の記憶を取り戻そうと手を尽くす。収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙を、くる日も彼女に読み聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそう。夫の隣で、ひたすら夫の帰りを待ち続ける妻。何よりも互いを求め合いながら、決して交わる事のない心が向かう先は果たして──


映画を見る前に知っておきたいこと

「パワフルで深い、涙が止まらなかった」とあのスティーヴン・スピルバーグが大絶賛。監督、主演は中国を代表する、世界中に絶賛されたたくさんの名作を生み出したタッグとして有名な、チャン・イーモウ(監督)とコン・リー(フォン・ワンイー役)。『紅いコーリャン』、『秋菊(しゅうぎく)の物語』、『活きる』など、彼らの作る作品はいずれも高い評価を受けている。
中国映画の感動作はほかの国とは違う独特の空気感と分かり易さが、本当に多くの人を惹きつける。さすが、13億の人口を有する大国だけに、大衆文化という意味では中国映画に勝る国はないと思う。『妻への家路』も例に漏れず、見る人を選ばないエンターテイメントな感動作。特にコン・リー主演の作品はハズれがない。

監督・キャスト

監督:チャン・イーモウ

Zhang Yimou

巨匠と呼ぶにふさわしい監督。近年では、オリンピックの開会式を監督していたりする。本作について「若いころの情熱と熟練した技術の両方を動員して挑んだ作品です。観客の皆さんがこの物語を心に刻み、その裏側にある感情を忘れないでいてくれることを願っています」と観客へメッセージを残している。余談だが、彼は最近、人口抑制策である「一人っ子政策」に違反していたことで、120万ドル(約1億2,000万円)の罰金を課せられた。

コン・リー

cong li

中国国内で数々の名作を主演し、『SAYURI』でハリウッド進出を果たした。シンガポール人の実業家と結婚して、シンガポール国籍を持っているため現在はシンガポール人で中国人ではない。その後、実業家とは離婚している。今回の役のために、病院と老人ホームで実際に生活して病気の人たちの肉体と心理の研究を重ねたという。

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