映画を観る前に知っておきたいこと

【エンド・オブ・キングダム】『エンド・オブ・ホワイトハウス』待望の続編!

投稿日:2016年4月30日 更新日:

エンド・オブ・キングダム

2013年にテロリストとの戦いを描き全米で大ヒットを記録したアクション大作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の待望の続編。そして舞台はホワイトハウスからイギリスの首都ロンドンへ。ホワイトハウス陥落の悪夢から2年。今度の標的は世界だ!

世界の命運はこの男に託される。もちろん主演はジェラルド・バトラー。彼が演じるのは史上最強のシークレットサービスであるマイク・バニング。命を狙われるアメリカ大統領にアーロン・エッカート、副大統領にモーガン・フリーマンと豪華なキャストが顔を揃える。

監督は日本で公開されるのは本作が初となるイランの新鋭ババク・ナジャフィ。前作で監督を務めたアントワーン・フークアから変わって作品にどんな影響をもたらすかが注目される。

  • 製作:2016年,イギリス・アメリカ・ブルガリア合作
  • 日本公開:2016年5月28日
  • 上映時間:99分
  • 原題:『London Has Fallen』
  • 映倫区分:PG12

予告

あらすじ

ホワイトハウス陥落の悪夢から2年ー。エンド・オブ・キングダムイギリスの首相が不可解な死を遂げた。首都ロンドンで行われる葬儀に参列するのは世界を代表する40ヵ国もの首脳たちだった。式典はさることながら、ロンドンの街も史上最大の超厳戒態勢が敷かれることとなった。エンド・オブ・キングダムしかしそんな中、同時多発テロが発生する。数々の歴史的建造物は破壊され、犠牲者を出し続ける。エンド・オブ・キングダムそこから命からがら逃げ出したアメリカ大統領と、そのシークレットサービスのマイク・バニング。非常事態宣言下のロンドンで繰り広げられるかつてない逃亡劇と救出劇。世界の未来はこの男たちの手に託される。

映画を見る前に知っておきたいこと

前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の予告編とあらすじ


『エンド・オブ・ホワイトハウス』予告編

吹雪となったクリスマスの日、大統領付きのシークレットサービスであるマイク・バニングはアッシャー大統領とその家族の外出に付き添っていた。先導車が事故を起こし、バニングが護衛する大統領夫妻が乗る車も欄干に激突してしまう。橋から半分車体が乗り出し、宙吊り状態の中、バニングはどうしても2人同時に助け出す余裕が無い。シークレットサービスとしての職務遂行を優先し、妻を必死に助けようとする大統領を無理やり車から引き摺り出した瞬間、車はバランスを崩し暗い橋の下へと落ちていった……

あれから18ヶ月後の7月5日、アメリカ独立記念日の翌日に韓国の首相が会談のため渡米した。国籍不明のAC-130がワシントンD.C.上空に侵入する。警告を行ったF-22を突然ガトリング砲で撃墜し、さらに市街地へと攻撃を行う。それを受け、アッシャー大統領は韓国首相と共に地下にあるバンカーへ避難する。

大統領夫人を救えなかった責任を感じ、現場任務から離れ、財務省でのデスクワークへと異動したバニングであったが、正体不明の武装テロリストによるホワイトハウス襲撃を受け、オフィスから駆けつける。応戦するシークレットサービスたちは計画的な奇襲によって次々倒れていく。バニングも成す術もなくホワイトハウス内へ逃れるのだった。

地下にあるバンカーにいるアッシャー大統領は各所に指示を出していたが、突然の韓国首相の護衛チームの裏切りによりテロリストたちの人質となってしまう。そして韓国首相は見せしめとして殺害される。世界最強の要塞ホワイトハウスは陥落した。

テロリスト側の要求は、日本海周辺に展開する第7艦隊と在韓米軍の撤退であった。ホワイトハウスに近づけば大統領を処刑するという警告の中、バニングはホワイトハウス内からペンタゴンへの接触を図るのだった。そして、ペンタゴンから大統領とその令息コナーの救出命令を受けたバニングの反撃が始まる。事態を打開できる可能性があるバニングに世界の命運は託された。しかし、武装テロリストのリーダー・カンの真の狙いは軍の撤退ではなかった……

前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』を越えることができるか?

本作『エンド・オブ・キングダム』は続編ということで、前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』のあらすじを紹介させてもらったが、内容的には単体でも楽しめるものになっていると思う。

『エンド・オブ・ホワイトハウス』は興行的にもかなりの成功を収めたが、この手の映画は中々続編が前作よりおもしろくならないことが多い。過去に同じような映画で続編の方がおもしろいと感じたのは『ダイハード2』ぐらいだろうか。『ダイハード3』以降は1、2よりおもしろくなくなかったが……

本作においてはさらに大きな懸念として前作と監督が違うということがある。これはファンにとってはあまり嬉しくない状況だろう。ババク・ナジャフィ監督はイランの新鋭らしいが、日本で公開された映画がないため未知数だ。大作のアクション映画は本作が初ではないかと思う。

ただ前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の成功があるので、制作費は大幅にアップされたようだ。ビジュアル的には全く問題なくスケールアップしているように感じる。となると重要になってくるのは脚本だ。そこで少し調べてみたのだが、脚本を手掛けているのは『エンド・オブ・ホワイトハウス』同様クレイトン・ローテンベルガーとカトリン・ベネディクトの二人であった。同じ脚本家だからといって必ずおもしろいとは限らないが、ファンが『エンド・オブ・ホワイトハウス』の世界観を共有できる重要な要素になってくると思う。個人的には最近のアクション映画はビジュアルはどれも凄いので脚本が重要だと思っている。

-5月公開, アクション, 洋画
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。