映画を観る前に知っておきたいこと

ワイルドスピード SKY MISSION 最新作は色々と過去最強

投稿日:2015年2月17日 更新日:

ワイルドスピード7

これぞハリウッド!常識はずれのスーパーアクションで世界中を熱狂させる『ワイルド・スピード』シリーズの最新作。予告編は、あの『マトリックス』の様な派手なアクションから目が離せない。過去作のダイジェスト動画も紹介。ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ドウェイン・ジョンソンといったこれまでのオールスターメンバーに加え、最強の敵としてジェイソン・ステイサムが登場。かつて以上の規格外のアクションを世界中に魅せつける。

  • 製作:2015年,アメリカ
  • 日本公開:2015年4月17日
  • 原題:『Fast Furious 7』
  • 上映時間:138分

予告

予告動画2

あらすじ

 前作『ワイルド・スピード EURO MISSION』で、オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を壊滅させ、レティ(ミシェル・ロドリゲス)を奪還したドミニク(ヴィン・ディーゼル)と仲間たち。

戦いを終え、ロサンゼルスで安息の日々を過ごす彼らのもとに、東京から1本の電話が入る。

「お前たちの仲間を殺した。」

そう話す電話の主は、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。オーウェン・ショウの兄で元イギリス特殊部隊に所属した最強の殺し屋だ。そいつは、かつてドミニクたちが対峙したどんな敵よりも恐ろしい男だった。

弟の復讐のため、あらゆる手段を用いてドミニク一味に襲い掛かるデッカード。その裏で暗躍する謎の協力者Mr.nobody。

果たしてドミニクは、もとの平穏な日々を取り戻す事ができるのだろうか―。

映画を見る前に知っておきたいこと

回を増すごとに評価の上がるシリーズ

チューンナップしたスーパーカーでスーパーアクションを繰り広げる言わずと知れたワイルドスピードシリーズ。続き物は次第に評価が落ちていく傾向にある中、新作が公開される度に評価、興行収入共にあがっていく珍しいシリーズだ。

英語圏でおそらくもっとも有名である映画評論サイト、Rotton tomatos(ロットン・トマト)でも、1作目の半数に比べ、5,6作目では70%を超える好評を得ている。

これぞハリウッドの王道アクション

予告動画の通り、カーアクションでありながら”これぞハリウッド”と言わんばかりの王道アクション。カーアクションと言えば『ミニミニ大作戦』『ドライヴ』『TAXi』など、有名な作品は数多く存在するが、ここまでハリウッド的なカーアクションによった映画は『ワイルドスピード』だけだろう。

古今東西たくさんのスーパーカーが登場するのも見所のひとつで、やっぱりスーパーカー好きにはたまらない作品になっている。首を長くして公開を待っていた人も多いのではないだろうか。

ポール・ウォーカーの遺作

この作品はブライアン・オコナー役として愛された、ポールウォーカーの遺作でもある。大の自動車好きでも有名で、『ワイルドスピードX2』で乗ったスカイラインGT-Rを実生活でも愛車として乗っいたことは有名な話だ。

ポール・ウォーカーの事故

2013年11月30日、ウォーカーはチャリティーイベント(フィリピンのタイフーン被害者のための資金提供を募るもの)に出席。その後、友人で、レースドライバーのロジャー・ロガスの赤いポルシェ・カレラGTの助手席に乗り岐路に着いた。

15時30分、その友人はアメリカ・カリフォルニア州のサンタクラリタでコンクリート製の街灯や街路樹に衝突する交通事故を起こしてしまう。ポルシェは衝突直後に爆発、炎上。2人はそのまま帰らぬ人となった。

事故の様子は防犯カメラ等に記録されており、ロダスは制限速度45 mph (72 km/h) の道で、100 mph (160 km/h) ほどのスピードを出していたそうだ。

既に主要なシーンを取り終えていたポール・ウォーカーのブライアン・オコナー役は、残りのシーンをウォーカーの実の弟二人が埋める形で撮影を再開し、コンピューター処理によって完成に漕ぎ着けた。

ワイルドスピード・シリーズダイジェスト

監督・キャスト

ジェームズ・ワン

James_Wan3-6作目を監督し、ワイルドスピードシリーズの評価を絶対のものにしたジャスティン・リンではなく、Skymissionを監督するのはジェームズ・ワン。世界中を恐怖のどん底に陥れた、あの『ソウ』の監督。

ヴィン・ディーゼル:(ドミニク・トレット)

ヴィン・ディーゼルニューヨーク出身の47歳。映画製作会社OneRace Filmsを設立、また筋金入りのゲーマーとしても知られていて、ゲーム開発会社Tigon Studiosを所有している。『ワイルド・スピードシリーズ』『トリプルX』『プライベート・ライアン』『リディック』『キャプテン・ウルフ』

ミシェル・ロドリゲス:(レティ・オルティス)

ミシェル・ロドリゲステキサス州出身の36歳。『ガールファイト』の主演に選ばれ、ボクシングに情熱を傾ける男勝りの主人公を演じて注目された。その後も、『ワイルドスピード』や『バイオハザード』、『S.W.A.T.』、『アバター』、テレビドラマ『LOST』など。暴力事件やスピード違反、飲酒運転などのトラブルをたびたび起こしている。

ドウェイン・ジョンソン:(ルーク・ホブス)

ドウェイン・ジョンソンザ・ロック(The Rock)のリングネームで知られる元プロレスラー。「偉大な男(The Great One)」、「全ての娯楽界一シビれる男(The Most Electrifying man in All of Entertainment)」、「皆の王者(The People’s Champion)」、「猛牛(The Brahma bull、ブラフマ・ブル)」、「ロッキー(Rocky)」など数多くのニックネームを持つ。

ジェイソン・ステイサム:(デッカード・ショウ)

ジェイソン・ステイサムイギリス出身の47歳。『ロック、ストックトゥー・スモーキング・バレルズ』でデビュー。『ザ・ワン』でジェット・リーとの共演、『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』などでアクション俳優としての地位を確立した。『エクスペンダブルズ』では、往年のアクション俳優シルベスター・スタローン演じる傭兵バーニー・ロスの相棒兼右腕のリー・クリスマス役に抜擢され、肉体派アクションだけでなく見事なナイフ捌きも披露した。

ポール・ウォーカーとその弟達:(ブライアン・オコナー)

cody-caleb-paul-walkerカリフォルニア州出身の40歳。『ワイルド・スピードシリーズ』と共に生きてきたといっても良いようなキャリアを持つ俳優で、このシリーズをきっかけに一流俳優の仲間入りをしている。本作を撮影中に帰らぬ人となったことを受け、撮影中止の声も上がったが、弟の二人の協力により撮影は続けられた。一番下の弟は、救急救命士として働き出したばかりだという。

ジョーダナ・ブリュースター:(ミア・トレット)

ジョーダナ・ブリュースターパナマ出身の34歳。1998年に『パラサイト』で映画デビュー。2007年に、主演を務めていた映画『テキサス・チェーンソー ビギニング』のプロデューサー、アンドリュー・フォーム氏と結婚した。

リュダクリス:(テズ・パーカー)

リュダクリスイリノイ州出身のヒップホップMC、37歳。本名クリストファー・ブライアン・ブリッジス。奇妙な芸名は、本名のクリスと「滑稽」という意味の”ludicrous”を掛けている。1stアルバム『インコグネグロ』 2003年リリースした『チキンアンドビアー』のシングルカット『スタンド・アップ』は全米で1位を獲得。2004年の『アッシャー』のシングル作品『Yeah!』も全米11週連続1位。その後もコンスタンスにアルバムをリリースし成功をおさめている。

-アクション, 洋画

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