映画を観る前に知っておきたいこと

【機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア】語られなかった赤い彗星の過去

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア

あの「機動戦士ガンダム」の赤い彗星、シャア・アズナブルとその妹、セイラ・マスの出自を全4話で描く『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の第2弾。

原作コミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の作者でもあり、「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザイン、アニメーションディレクターなどを手がけた安彦良和が総監督を務めている。


あらすじ

宇宙世紀0071年。サイド3、ムンゾ自治共和国を脱出して3年。

ジオン・ズム・ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアの兄妹は、ジンバ・ラルと共に地球に逃れ、テアボロ・マス家に身を寄せており、エドワウとセイラという名で平穏に暮らしていた。だが、彼らを追うザビ家の魔の手が、再び迫りつつあるのであった…。機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシアそのころ、サイド3はジオン自治共和国と国名を変え、ザビ家が実権を掌握し、支配体制を固めつつある一方、地球連邦軍に対抗するための新兵器、モビルワーカーの開発に着手していた。機動戦士ガンダム モビルワーカー


映画を見る前に知っておきたいこと

総監督・安彦良和

機動戦士ガンダム 安彦良和
1979年にテレビ放送され、リアルロボットというジャンルの先駆けとなった「機動戦士ガンダム」。「THE ORIGIN」は「機動戦士ガンダム」のオリジナルストーリーをコミカライズ、つまり漫画に書き直した作品であり、本作はさらにそれをアニメにした映画だ。

漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の作者である安彦良和は、ガンダムのキャラクターデザインを手がけ、作画監督を務めた人物でもある。本作でも彼自らが総監督を勤め、指揮をとっている。

90年代にはアニメ業界から離れ、漫画専門として活動を続け「ナムジ」、「虹色のトロツキー」、「王道の狗」などの作品を描いていた。

その後、2001年から2011年にいたるまで、10年かけて「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を連載、2015年2月に第1話『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 青い瞳のキャスバル』を公開した。

アニメ制作の現場に携わるのは実に25年ぶりだったという。

ずいぶんと昔の話になるが、僕は漫画の「THE ORIGIN」を1、2巻だけ読んだことがある。熱烈なガンダムファンではなかったし、アニメも「世代的に絵が古すぎてノれない」という理由から実は見たことがない。

「THE ORIGIN」についても、数あるスピンオフ作品のひとつという認識でそれほど気にも留めておらず、続きを読むことはなかった。しかし、当時から作者である安彦良和のことをもう少しよく知っていれば、違った興味を持てたかもしれないと思うと、少し悔しい気持ちが沸いていくる。

1話を見ていない人のために

さすがにこれはいかんともし難い。1話どころか「機動戦士ガンダム」を見てからでないと十分には楽しめない可能性すらある。

歴史年表的には、U.C.0079にアムロvsシャアの戦い“1年戦争”が描かれる。この物語はU.C.0071なので、ジオン公国が蜂起する8年も前の話になる。“1年戦争”でのシャアのあり方を知っているからこそ、カタルシスも生まれるというもの。

そこで、ガンダムを知らないという人は漫画の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を読んで、そして1話を見てから本作を見ることをお勧めしたい。漫画の方の「THE ORIGIN」はシャアの過去ではなく、「機動戦士ガンダム」の1年戦争を最初から最後まで描いている。

しかし、全巻揃えるとなると中古でもなかなか値が張る。漫画喫茶やレンタルなどもあると思うので、そこで読んでみるのもいいだろう。それでもどうしても腰が重いという人は、「ComicWalker」というサイトで無料連載中なので、覗いてみるのもいいかもしれない。

ComicWalker:機動戦士ガンダムTHE ORIGIN

2015年10月4日現在、19話まで無料掲載されている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』は現在DVDが発売中。レンタルも開始している。

-アニメ映画

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