映画を観る前に知っておきたいこと

インサイド・ヘッド “感情たち”が繰り広げる感動の冒険ファンタジー

投稿日:2015年6月30日 更新日:

インサイドヘッド

ピクサー長編アニメーション20周年記念作品。監督は『カールじいさんの空飛ぶ家』『モンスターズ・インク』のピート・ドクター。「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの“感情たち”が繰り広げる感動の冒険ファンタジー。いつでも笑っていたいのに、なぜ「カナシミ」は必要なのか?それに気づいた時、あなたは自分をもっと好きになれる。

  • 製作:2015年,アメリカ
  • 日本公開:2015年7月18日
  • 上映時間:94分
  • 原題:『Inside Out』

予告

https://youtu.be/4fk7MO0bPCQ

あらすじ

11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの“感情たち”。みんなライリーを幸せにするために日々奮闘していた。。しかし、ライリーを悲しませることしかできない「カナシミ」の存在だけは、大きな謎に包まれていた。インサイド・ヘッドそんなある日、見知らぬ街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリーの心が“感情たち”に大事件を巻き起こす。「カナシミ」がライリーの大切な思い出を悲しい思い出に変えてしまう。慌てて思い出を元通りにしようとした「ヨロコビ」だったが、誤って「カナシミ」と一緒に司令部の外に放りだされてしまった。それが原因でライリーは2つの感情を失ってしまう。「ヨロコビ」と「カナシミ」は急いで司令部に戻ろうと、ライリーの頭の中の冒険が始まる。インサイド・ヘッドこのままでは、ライリーの心が壊れてしまう。 果たして“感情たち”は、ライリーの危機を救うことができるのだろうか? そして、カナシミに隠された、驚くべき秘密とは?

映画を見る前に知っておきたいこと

ピート・ドクター監督が父親として描く

ピクサー・アニメーション・スタジオとはコンピュータグラフィックを使ったアニメを製作するディズニーの子会社である。その中でピート・ドクター監督は『トイストーリー』シリーズの製作にも深く関わり、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督を務めた最重要人物である。

そんな彼が自分の娘の成長からヒントを得て作ったのが『インサイド・ヘッド』だ。『カールじいさんの空飛ぶ家』で、少女エリーの声を演じた女の子が彼の娘だが、お転婆で想像力豊かな少女は、11才になった頃、急に大人しくなり、不機嫌になってしまったという。

「何が彼女の頭の中で起こっているのだろう?」

そんな想いが本作の出発点となった。ドクター監督が作中でひも解く少女の心は、実際に父親の視点から描かれたものだ。娘とこの作品を観るために映画館に足を運ぶ父親はとても幸せだと思う。

「人生の幸せというものは、ずっと深いところに存在するのです」

これはドクター監督がこの作品に込めた想いを語った言葉だ。

-アニメ映画

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