映画を観る前に知っておきたいこと

ジャングル・ブック
ディズニーの威信を懸けた映画化!

ジャングル・ブック

今、あふれ出す ──
生きる力。

19世紀末から20世紀初頭のイギリスで最も人気のあった作家ルドヤード・キプリングが残した児童文学「ジャングル・ブック」を原作にした、ディズニーがが贈る奇跡のエンターテイメント。

エンターテイメントを知り尽くした監督ジョン・ファヴローとディズニーが奏でる最先端の映像は現実以上にリアルで息をのむほど美しい。しかし、そこに映るのは現実世界には決して存在しえない“人間味”にあふれる動物たちだ。

なぜ、彼らは人間の子を守るのか?たとえ運命に背いたとしても……


予告

あらすじ

ジャングルにたった一人取り残された人間の赤ん坊モーグリ。それは死を待つだけの幼き命……

ジャングル・ブック

© 2016 Disney Enterprises, Inc.

そんなモーグリの運命を変えたのは黒ヒョウのバギーラだった。彼がモーグリを母オオカミのラクシャに託した時、モーグリはジャングルの子となった。バギーラから自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャから惜しみない愛を注がれたモーグリは賢く勇敢だが、繊細で傷つきやすい心を持った少年へと成長していった。

ジャングル・ブック

© 2016 Disney Enterprises, Inc.

しかし、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れ、モーグリのジャングルでの暮らしは一変する。シア・カーンの敵意は人間であるモーグリへと向けられ、ジャングルを追われることになる。真の居場所を探すモーグリはは旅立つ……


映画を観る前に知っておきたいこと

50年の時を経て、ディズニーが再び映画化する『ジャングル・ブック』。そこにはディズニーの威信を懸けた闘いがある。

ディズニーの威信を懸けた映画化!

原作者のルドヤード・キプリングはノーベル文学賞作家であり、彼が残した「ジャングル・ブック」は児童文学の古典としてこれまで多くの人に親しまれてきた。

1989年に日本でも「ジャングルブック・少年モーグリ」としてアニメ化され、1994年にはハリウッドで『ジャングル・ブック』のタイトルで実写映画化もされている。

そんな中、「ジャングル・ブック」を初めてアニメ映画化したのがディズニーだった。1967年製作のこの作品はディズニーを設立したウォルト・ディズニーの遺作としても知られている。あれから50年余りが経ち、ディズニーが再び映画化するのには特別な意味がある。

映画が公開された当時のアメリカ社会には、まだ黒人差別が残っていた。黒人たちが公民権の適用と人種差別の解消を求めた公民権運動の真っただ中に公開された影響から『ジャングル・ブック』は、人種差別的であるとして激しい抗議を受ける羽目となる。

モーグリ以外の動物達は英国式の正しいアクセントの英語で話し、動物達はモーグリを村へ返そうとする描写は、異人種を排除するディズニーの人種差別主義だと言われたのだ。

ウォルト・ディズニーの遺作であるこの『ジャングル・ブック』は興行的には大きな成功を収めた反面、不名誉な酷評にさらされた作品となってしまった。

ディズニーが今になって再び映画化することには、設立者ウォルト・ディズニーの名誉挽回が懸かっている。

時代を超え進化した圧倒的な映像以上に、時代が変わったことで映画に込められたメッセージを観客がどう受け止めるのか!?

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