映画を観る前に知っておきたいこと

【神様の思し召し】『最強のふたり』の笑いと涙と感動が再び!

神様の思し召し

真逆の立場で人を救ってきたふたりが出会って見つけた、人生の宝物とは?

2015年東京国際映画祭観客賞受賞作。それは同映画祭で最も客席を魅了した作品ということに他なりません。

映画の主人公は真逆の立場で人を救ってきたふたり。目に見えるものだけを信じる医師と見えないものこそ信じる神父。神に心臓病は治せません。しかし、医師では心を救うことができません。そんなふたりが出会って見つけた、人生の宝ものとは一体なんでしょう?

イタリア製コメディらしい陽気な人生賛歌が観客に笑いと感動を届けます。


予告

あらすじ

エリート心臓外科医のトンマーゾは今日も完璧なオペで、患者の命を救った。医師としては天才的、しかし傲慢で毒舌な彼の人間性は周囲に煙たがられる原因だった。ボランティアが趣味の妻との仲は倦怠気味で、お気楽な長女は冴えない男と結婚。それでも、頭脳明晰な長男が医師の道を継いでくれれば満足だった。
神様の思し召し

© Wildside 2015

ところが、あろうことか医大生の息子が「神父になりたい」と宣言! 表向きはモノわかりのいい父親を演じるトンマーゾだったが、教会に潜入し、派手なパフォーマンスで人気のピエトロ神父に息子が洗脳されていると思い込む。そんな神父のことを調べると実はムショ帰りの“前科者”であることが判明。
神様の思し召し

© Wildside 2015

トンマーゾは失業して無一文で妻からはDVを受け、もうどん底だと悩む信者を演じて神父に近づく。すると、親身になった神父に家族に会いに行くと言われてしまい、追い詰めるはずが追い詰められるトンマーゾ。果たして、神父の正体は? 崩壊寸前の家族の行方は?


映画を観る前に知っておきたいこと

本作は日本でも大ヒットしたフランス映画『最強のふたり』が引き合いに出されています。本当に『最強のふたり』の再来と呼べる映画なら、それは作品にとって最高の褒め言葉と言えます。

そこで、知らない人のために『最強のふたり』がどんな映画だったのか簡単に紹介しておきたいと思います。むしろこっちを観たくなってしまうかもしれないですけど。

『最強のふたり』とは?

最強のふたり

© ntk.nl

2015年東京国際映画祭観客賞受賞という実績が本作を2011年のフランス映画『最強のふたり』と結びつけてしまった。

「『最強のふたり』の笑いと涙と感動が再び!」

公式サイトにもこんな謳い文句がある。事実、2011年のこの作品の評価は素晴らしかった。

この映画は2011年の東京国際映画祭で最高賞の東京サクラグランプリを受賞し、主演の2人も最優秀男優賞を受賞した。この3賞の同時受賞は史上初の快挙だった。

そんな同じ映画祭での高い評価と、車いす生活を送る富豪と彼の介護をするスラム出身の黒人青年という、まったく境遇の異なる2人が深い友情で結ばれていく様が重なり合ったようだ。

日本では東京国際映画祭での受賞以外にも日本アカデミー賞で最優秀外国作品賞。そして自国ではフランスのアカデミー賞と言われるセザール賞で8部門にノミネートされ、主演男優賞を受賞している。

また、興行的にもフランスの歴代観客動員数3位を記録する大ヒットとなった。そして日本でも歴代フランス語映画の中で最もヒットした作品となっている。

きっと『最強のふたり』が好きな人は本作が好きだろうし、おそらく逆もまたそうなのではないだろうか。『最強のふたり』は実話をモチーフにしているという点では異なる。

『最強のふたり』予告

『最強のふたり』あらすじ

パリに住む大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は不慮の事故で全身麻痺となってしまった。首から下がまったく動かせない彼は新しい介護人を探していた。面接に来たスラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は失業保険の申請に必要な不採用通知が目当てだったが、他の候補者が気に入らないフィリップは彼を採用することに。まったく境遇が違う二人はぶつかり合いながらも、次第に友情を育んでいく……

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