映画を観る前に知っておきたいこと

カイト/KITE ハリウッドを熱狂させた日本のR18アニメの映画化

投稿日:2015年2月11日 更新日:

カイト/KITE ポスター

ハリウッドの映画業界で、カルト的な人気を誇る原作日本のR18アニメ「A KITE」の実写映画化。舞台は近未来。組織に両親を殺された少女サワは、暗殺者として組織に復讐を決意する。


  • 製作:2014年,アメリカ
  • 日本公開:2015年4月11日
  • 原題:『KITE』
  • 原作:アニメ『A KITE』
  • 上映時間:90分

予告

あらすじ

 金融危機により崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれていた。主人公のサワもその中のひとり。幼くして組織に両親を殺されたサワは、父の親友であり相棒だった刑事アカイに、暗殺者として育てられることになる。彼女の目的は、両親の仇である人身売買組織への復讐。娼婦に成りすまし、一人、また一人と男たちを暗殺していくサワと、犯行現場の証拠隠滅を繰り返すアカイ。そして、サワの言動を影から監視する謎の少年オブリ。
 精神バランスを保つための薬“アンプ”の副作用で記憶が消えかかりながらも、サワは真の標的である組織のボス、エミールへと近づいていく。 しかし、心も体も傷だらけになった彼女を待ち受けていたのは、予想を裏切る残酷な真実だった・・・。

映画を見る前に知っておきたいこと

日本のR18アニメをハリウッドが映画化

 原作は梅津泰臣のオリジナルアニメ「A KITE」。性と暴力とスタイリッシュなアクションで海外でカルト的な人気もつに至り、クエンティン・タランティーノ、ロブ・コーエンをはじめ、映画界のクリエイターを熱狂させました。監督はラルフ・ジマンという人で、海外の大物と言われているミュージシャンのPVをいくつも手がけている人です。主演には「2014年最も美しい顔第12位」のインディア・アイズリー。ハリウッドの”怪優”として知られるサミュエル・L・ジャクソン。期待の若手俳優カラン・マッコーリフがそれぞれ抜擢されました。

あまりにも過激で、多くの国で上映禁止となった原作「A KITE」

 公式サイトによると、原作「A KITE」は、生々しい性描写と血なまぐさい暴力シーンで多くの国で上映禁止となり、また厳しい検問を受けた上での公開となったようです。それでも世界各国で熱狂的な人気があったため、後にアダルトシーンを全廃し、アクション要素を強めたものをR指定のインターナショナルバージョンとして発表しています。また、実写版は原作に忠実な脚本を採用しています。ですが結末は、暗殺者となった少女サワの苦悩や葛藤にフォーカスし、オリジナルのものを用意しています。

監督・キャスト

監督:デヴィッド・R・エリス

David-Richard-Ellis実は最初に監督を引き受けたのはデヴィッド・R・エリスという人物で、スタントコーディネーターとして活躍したキャリアを持つ映画監督でした。梅津泰臣の大ファンを公言している監督の一人です。しかし、ロケ地の南アフリカのヨハネスブルグで変死、代わりを務めたのがラルフ・ジマン監督です。死因は現在不明とされていますが、警察によると犯罪の疑いはないそうです。代表作は『セルラー』『スネーク・フライト』『ファイナル・デッドサーキット 3D』

監督:ラルフ・ジマン

ラルフ・ジマン前監督のエリスに敬意を表し、この映画に全身全霊を捧げたというラルフ・ジマン監督。代表作は『The Zookeeper』『Jerusalema』

インディア・アイズリー:(サワ)

インディア・アイズリー1993年生まれアメリカ出身。往年の名女優オリヴィア・ハッセーの娘で、子供のころから数々の作品に子役として出演、今後が期待されている女優です。『脳内監禁 〜nijyujinkaku〜』「アメリカン・ティーンエイジャー エイミーの秘密」

サミュエル・L・ジャクソン

Samuel-Leroy-Jackson1948年生まれアメリカ出身。『パルプ・フィクション』の、聖書を読み上げる殺し屋ジュールス役で世界中の注目を集めた名脇役。『ダイ・ハード3』でジョン・マクレーンの相棒ゼウス・カーバー役や『スターウォーズシリーズ』のメイス・ウィンドゥとしても有名。脇役なのに主役と同等かそれ以上の存在感を示すためか、”ハリウッドきって怪優”と呼ばれています。エリス亡き後も友情の証として出演続行を決意、映画の製作に尽力しました。コミックとアニメの熱心なファンでもあります。

カラン・マッコーリフ

Callan-McAuliffe1995年生まれオーストラリア出身。『アイ・アム・ナンバー4』『華麗なるギャツビー』などに出演し、期待を集める若手俳優です。

原作者:梅津泰臣

KITE-anime1960年生まれ。「A KITE」は1998年の作品で、企画から関わっています。梅津泰臣はこの映画の実写化にとても熱心で、撮影が始まったときにそれを祝うメモをこの映画に携わる全員に送ったのだそう。2009年時点で、4~5年かけてシナリオを完成させたという「キス・アンド・クライ」というアニメ映画企画の映像化を構想しているという話がありましたが、まだ発表されていません。梅座流星群という自身の同人サークルのHPで、たびたび進行状況を報告しています。

 
 

-アクション, 洋画

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