映画を観る前に知っておきたいこと

【ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション】今回も前作に増して度肝を抜いてくるアクション!

投稿日:2015年7月23日 更新日:

ミッションインポッシブル ローグネイション あらすじ

トム・クルーズの代名詞ともいえる大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」のシリーズ第5作がいよいよこの夏公開。毎回毎回度肝を抜くアクションとユニークな監督選びで有名な本シリーズ。今回のトム・クルーズはいつも以上に派手で危険なアクションに挑んでいる。

監督は、なかなか面白い経歴を持つクリストファー・マッカリー。共演は出演3作目のサイモン・ペッグ、前作からのジェレミー・レナーのほか、新ヒロインとしてスウェーデン出身のレベッカ・フェルグソンが参戦。

  • 製作:2015年,アメリカ
  • 日本公開:2015年8月7日
  • 原題:『Mission: Impossible – Rogue Nation』

予告

あらすじ

Rogue Nationとは、アメリカのCAIやロシアのKGBなど、各国の世界各国のエリート諜報部員が集まった無国籍のスパイ組織と言われているが、その存在は闇に包まれており、実在するかどうかも分かっていない。
ミッションインポッシブル ローグネイション あらすじシンジケートは実在した。謎のスパイ組織の暗躍により、CAI長官はIMF解体を叫ぶ。世界を脅かすシンジケートを相手取り、IMFはまたしても解体の危機に陥るのだった。国家の後ろ盾を失い、窮地に立たされたイーサン・ハント。情報戦、白兵戦、お互いが持てる全てを出し尽くして潰し合う戦いが始まる―。

映画を見る前に知っておきたいこと

前人未踏のアクションシーン

ミッションインポッシブル ローグネイション あらすじ公開前からメディアを騒がせているのは、今年で53歳になるトム・クルーズの凄まじいアクションシーンの数々。高度1500m、時速400kmで飛行する軍用機のドアに飛びついて侵入を試みるシーンでは、なんと離陸、上昇、飛行、引き返して着陸を8回も繰り返したという。この時点で既にインポッシブルである。

実際の撮影では、飛行中にゴミや鳥にぶつかる危険、エンジンから吹き出る燃料ガスに目をやられる危険、設置するカメラの安全性、上空の気温の低下など、問題は山積み。決してスムーズにはいかなかったが、スタッフ達はひとつずつ問題をクリアしていった。

監督のクリストファー・マッカリーは、このシーンについてこう振り返る。

「これほど緊張感のあふれる撮影現場は初めてだったよ。トムは『僕が(スタント中)、本当に辛そうに見えてもそれは演技の一部だから、カメラを止めないでといったんだ。本当にもうダメだというサインを出すまでね』と言っていたんだ。リアルなスタントを追求するトムならではの姿勢だけど、実際撮影を楽しんでもいたと思うよ」
―クリストファー・マッカリー監督

ミッションインポッシブル ローグネイション あらすじさらに予告動画冒頭の潜水ミッションのシーン。このシーンもトム・クルーズ本人によるもの。水中パフォーマンストレーナーから訓練を受けて撮影に臨んだという。

「ずいぶん前から、クリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたから、とても面白かったよ。6分から6分半の間、息を止めてトレーニングをしたけど、とてもハードだった」
―トム・クルーズ

他にも、モロッコでのバイクチェイスや、BMWの全面協力によるカーチェイスなど、見所としてあげるには十分過ぎるほどのインポッシブルなアクションが盛り沢山。しかし、全てのシーンを安全に取り終えたわけではないようだ。イギリスでの撮影では、トムが二階建てのバスに轢かれそうになるという事件も。危機一髪のところをバスが避け、あわやの大惨事となりかけた。

クリストファー・マッカリー監督

Christopher-McQuarrie
映画監督としてはなかなか面白い経歴を持つ人物である。高校卒業後は西オーストラリア州パースの寄宿学校に勤め、オーストラリア大陸西部をヒッチハイクで横断。1年ぶりにアメリカに戻り、ニュージャージーの興信所に4年間勤める。その後、ニューヨーク市警に進もうとしていたところに同級生であるシンガーから『パブリック・アクセス』という映画の脚本執筆を依頼され、映画の道へ踏み込んだ。

それが今日では世界の『ミッション・インポッシブル』の監督。本当に人生とは何が起こるかわからないものだ。最近では、日本のライトノベルを原作にしたSF映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や刑事事件モノのサスペンス『アウトロー』でトム・クルーズと一緒に仕事をしていて、二人の親交は深いようだ。

レベッカ・フェルグソンに猛アピール中?

レベッカ・フェルグソン
新ヒロインのチョイスはトム・クルーズ本人によるもの。トム・クルーズの凄まじい女性遍歴は、海外ゴシップ好きの間では有名な話だ。

ミミ・ロジャーズという妻がありながら、ニコール・キッドマンの『デッド・カーム 戦慄の航海』(89)でのヌードシーンを見て一目ぼれし、『デイズ・オブ・サンダー』(90)の共演者に迎え入れて結婚。しかし、婚姻中にスペイン映画『オープン・ユア・アイズ』(97)でヌードシーンを披露したペネロペ・クルスにまたまた一目ぼれし、『バニラ・スカイ』(01)のリメイク権を買い付けて共演。交際にまで発展し、二コールと離婚している。

そして今回もレベッカ・フェルグソンの出世作であるドラマ『The White Queen』(13)でのヌードシーンを見てヒロインに選んだという。トムは現在彼女にアプローチ中で、海外のゴシップ誌の中には進展は間違いないという情報も。これは撮影にも気合が入るというもの。

そんな俗っぽい話でも、知っているとニヤリと出来るシーンがあるかもしれない。

トム・クルーズからの極秘指令

先日、主演のトム・クルーズから日本のYoutuber達にあるミッションが届けられた。

このメッセージが届いたのはつい最近で、7/23日現在はまだまだミッション遂行中ということだろうか。夏もいよいよ本格的になってきて、公開を前にあちこちが騒がしくなってきそうだ。

-アクション, 洋画

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