映画を観る前に知っておきたいこと

脳内ポイズンベリー とっても恋がしたくなる恋愛コメディ

投稿日:2015年4月13日 更新日:

水城せとなの同名人気少女コミックスが原作。恋する女性の波乱万丈の脳内をそのまま映画にしてしまった、笑えて、泣けて、共感できる恋愛コメディ。

  • 製作:2015年,日本
  • 日本公開:2015年5月9日
  • 原作:漫画『脳内ポイズンベリー』水城せとな

予告

https://youtu.be/kxY0ilf-isQ

あらすじ

優柔不断の櫻井いちこ

何か決断に悩むとき、誰もが脳内で会議をしている。主人公の櫻井いちこは30歳(無職)。ケータイ小説で小金を稼ぐ、めちゃくちゃ優柔不断な女性だ。優柔不断すぎて彼女の脳内会議はいつもドタバタなのだ。彼女が何かに悩むとき、理性の吉田、ポジティブ担当の石橋、ネガティヴ担当の池田、問題児ハトコ、書記の岸、5人のキャラクターが脳内で会議を執り行っている。

実年齢よりかなり若く見えるためか、彼女の周囲には絶えず男が寄ってくる。最初の出会いは飲み会で出会った年下男性・早乙女亮一(23)。美大出身で不思議な雰囲気を醸し出すアート系男子。次に出会ったのが出版社に勤務するエリート社員、越智。結婚するには丁度良い。この二人の間で、優柔不断ないちこの心は揺れまくる。

揺れる度に行われる脳内会議・・・。しかし、脳内はどいつもこいつも曲者ばかりで、なかなか決断が出来ない。いちこの恋はいったいどうなってしまうのか。
脳内ポイズンベリー

click ※ネタバレ注意

あらすじ ネタバレ

謎の女

なかなか会議が進まない脳内に、突然いちこそっくりの謎の女が現れる。脳内の5人は誰も彼女の事を知らなかった。女は突然脳内会議を中断させ、いちこに早乙女との甘い一夜を過ごさせる。

そんな脳内の無理やりな判断に混乱するいちこ。結局早乙女には「私はそんな軽い女じゃない」と言い放ち、二人の関係は軽くギクシャク。しているところにさらに早乙女の彼女を名乗る人物が現れる。どうやら半年くらい連絡してなくて、自然消滅のつもりだったけど・・・、ということらしい。こうして現場はちょっとした修羅場に。

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結婚前提で?

結局、いちこの方が早乙女と距離を置くことに。とりあえず恋愛の事は忘れて、越智から紹介されていた仕事に集中しようとした矢先、今度は越智と取材がてらのドライブに出かけることに。ロマンチックにも海岸でお互いの過去の話に花が咲く。

過去に結婚で失敗をした事があるという事実を、お互いがカミングアウトしたのだった。共通の過去の経験に、心が通じたような気になった二人は急接近。「じゃあ付き合う?結婚前提で?」という越智の告白をきっかけに、結婚を前提に清らかな交際をスタートさせるのだった。
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いちこ悩む・・・。

しかーし!いちこは悩む・・・。何に悩んでいるって、越智には全く心がときめかない!結婚相手には申し分ない。収入面も問題ないし、やさしいし・・・。でもときめなかないものはときめかない!!脳内でいつもキャーキャー言ってるハトコも冷静沈着。キスをされても冷静沈着。

そうやって悩んでいるいちこの前に、距離を置いいていた早乙女がひょっこりと現れ、いちこの脳内は大パニックに陥る。そこにまたしても現れる脳内の謎の女。この女はいちこを早乙女とくっつけたいのだろうか。

さらに、いちこの心の葛藤に気付かない越智ではなかった。いちこが早乙女に対して気があるのではないかと勘繰り、二人の関係にも徐々にヒビが入り始める。そこへ、いちこが小金稼ぎに書いている携帯小説が映画化されるとの知らせが。その知らせが早乙女との喧嘩の原因となり、そっちの関係も悪化してしまう。

フリーターで収入ないし、何考えてるか分からない、結婚するには不安だらけで振りまわっされっぱなし。だけどときめく・・・!ときめいていしまう・・・!!

※原作ここまで

映画を見る前に知っておきたいこと

ネガティブな意見は見かけない

発表された当初は映画化は難しそう・・・。という声がちらほら聞こえてきていたが、そんな声もどこ吹く風。ダイナミックなCGで見事に原作の脳内会議を表現している。原作が好きな人も、そうでない人にも好評な様子。

笑えた、面白かった、共感した、という意見が圧倒的に多く、ネガティブな意見はあまり見ない。脳内会議なんか絶対面白いに決まってるやんか!しかも主人公が超優柔不断。そんなんもう設定が卑怯やわ。
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デートにもおすすめですよ

こういう恋愛映画は男性が見てもあんまりノれない作品がほとんどだが、『脳内ポイズンベリー』はコメディの要素が強く、男性でも楽しめる。恋する女性の脳内がそのまま映像化されているので、女性は共感できるだろうし、男性は不可解な女性の生態の勉強になるかもしれない。

デートで見に行って、お互いの見方の違いを話し合ってみるのも面白そう。思いもよらなかった新しい発見があるかも。

-コメディ, 恋愛, 邦画

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