映画を観る前に知っておきたいこと

ピートと秘密の友達
幻のディズニー・ファンタジー

投稿日:2016年11月16日 更新日:

ピートと秘密の友達

彼と友達になる3つの約束
名前を付けてあげること
不思議な力を隠すこと
絶対に守り抜くこと

この冬、日本では公開されることのなかった幻のディズニー・ファンタジー『ピートとドラゴン』(77)が最新の映像技術でよみがえる!

少年ピートと深い森に隠れ住む不思議な生き物エリオット。森の中での二人きりの生活は、毎日がわくわくする冒険の連続。この夢のような日々はずっと続くと思っていた。人間たちに見つかるまでは……

40年の時を経て、ピートとエリオットの奇跡の友情を描いた感動作、いよいよ日本上陸!

予告

あらすじ

木彫職人の老人ミーチャム(ロバート ・ レッドフォード)は、子供たちに森の中に住む恐ろしいドラゴンのおとぎ話をする。それは、単なるおとぎ話……

しかしある時、森林保護のパークレンジャーとして働く彼の娘グレース(ブライス・ダラス・ハワード)は、人と関わることなく深い森で暮らしてきた少年ピート(オークス・フェグレー)に出会う。家も家族もないその少年には、秘密の友達がいた。それは巨大な緑の不思議な生き物“エリオット”。まるであのおとぎ話に出てくる恐ろしいドラゴンのようなエリオットだけがピートの友達だった。

エリオットの存在を突き止めようとするグレースとの出会いによって、永遠に続くはずだったピートとエリオットの夢のような日々に暗い影が差し込む。ピートの秘密の友達が人間たちに知られてしまう……

映画を観る前に知っておきたいこと

日本では知られることのなかったピートの秘密の友達“エリオット”についに出会える。

1977年のオリジナル版『ピートとドラゴン』はミュージカルだったこともあり日本未公開となったが、ディズニーランドのエレクトリカルパレードに登場したエリオットを見てこの映画を知った人もいるはずだ。

しかし、ディズニーによる最新の映像技術で生まれ変わった『ピートと秘密の友達』は、当時のクオリティとは比べものにならない世界観を演出している。クリスマスに家族で映画を楽しむなら、これだ!

大人も楽しめるリメイク版!

オリジナル版『ピートとドラゴン』とリメイク版『ピートと秘密の友達』の原題はどちらも『Pete’s Dragon』が使われているが、リメイク版となる本作はまったく新しいディズニー作品と捉えてもよさそうだ。

日本未公開の『ピートとドラゴン』は、後にビデオでリリースされているものの、劇場公開作品としては日本初上陸のディズニー最新作となる。

さらに、『ピートとドラゴン』と本作では映画の表現そのものがまったく違う。

実写の世界へアニメキャラクターのエリオットが登場するという手法からフルCGへと変わり、歌や踊りによるミュージカルの要素もなくなっている。そして物語の中心が、ピートではなくグレースに変更された点も大きい。

原作の設定を踏襲しながら、子供向けの演出(アニメーションやミュージカル)をなくし、よりドラマ性を強くしたことで大人まで楽しめる作品へと生まれ変わっている。

日本では3D上映されない

本国アメリカではこの夏に公開され、特にその映像世界には定評があった。フルCGでみせるエリオットもさることながら、撮影が行われたニュージーランドの荘厳なロケーションは、それだけでもファンタジーの世界に映る。秘密の友達の隠れ家にはもってこいだ。

しかし今回に限っては、なぜか日本での3D上映が予定されていない。ウォルト・ディズニー・ジャパンにも確認してみたが、どうやら本当に3D、4DXの上映はないようだ。

クリスマスのファミリー映画大本命なだけに、子供が喜ぶ3Dがないのは少し残念だ。

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