2017年3月公開映画 投稿日:2016年12月20日 更新日:2017年3月18日 3月3日 ラビング 愛という名前のふたり法律をも変えた純粋なる愛の実話 今からほんの60年前。アメリカのいくつもの州では異人種間の結婚が法律で禁じられていた。1958年のある夜、突然逮捕されたラビング夫妻。この法律を変えるきっかけとなった二人の純粋なる愛の実話に、『MUD マッド』のジェフ・ニコルズ監督が挑む! アサシン クリードこの映画にゲームファンは頷くのか!? 世界で3700万本を売り上げたアクション・ゲーム『アサシン クリード』。プレイヤーがアサシンとなって任務を遂行していくこのゲームを原作に、ジャスティン・カーゼル監督が映画化に挑む。主演マイケル・ファスベンダーが垂直落下アクションで魅せる! 3月3日 汚れたミルク あるセールスマンの告発ダニス・タノヴィッチ最大の問題作 『ノー・マンズ・ランド』でアカデミー外国語映画賞に輝いたダニス・タノヴィッチ監督が挑む、パキスタンに今も暗い影を落とす実際の事件。社会から引き裂かれた状況下にある人々と大企業に立ち向かう男にカメラを向けた問題作が、世界で初めて公開される。 3月4日 エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方 全米人気急上昇中のコメディエンヌ、エイミー・シューマーが悩める現代女性に贈る、恋愛恐怖症ラブコメディ。自らを投影するように脚本を執筆し、主人公エイミーまで演じる彼女のフェミニズム全開な笑いが女性の共感を誘う。 3月7日 リメインダー 失われし記憶の破片凡庸なスリラーに飽きた映画ファンへ アート分野の映像作家オマー・ファストが初めて挑む長編映画。事故により記憶を失った名もなき男は巨額の示談金を元手に、わずかに残る記憶から自分の存在を確かめるための再現ドラマを制作していく。滑稽、不可解、それでいて切ない驚愕の記憶再生スリラー! 3月10日 ボヤージュ・オブ・タイムテレンス・マリックが描く科学と芸術の交点 『ツリー・オブ・ライフ』のテレンス・マリック、キャリア40年の現在地は科学と芸術の交点。過去、現在、未来へと生命の歩みの本質を探るかのように、革新的な映像効果で描き出される究極のドキュメンタリー。これが彼の最高傑作にして映画の未来なのか? モアナと伝説の海神話から生まれたディズニー・アニメーション 幼い頃の“ある出会い”によって海と運命的な絆で結ばれた少女モアナ。彼女はやがて世界をひとつにつなぐ大海原へ。それは誰も想像できない、神秘に満ちた冒険の始まりだった。主題歌「How Far I’ll Go」が神秘的なストーリーを彩る。 3月17日 SING シング『ミニオンズ』のスタッフが贈るミュージカル・アニメ 『ペット』のユニバーサル&イルミネーションが贈る、動物だけが暮らす世界のフルCGアニメーション。取り壊し寸前の劇場支配人コアラのバスターは、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催する。 3月18日 わたしは、ダニエル・ブレイクケン・ローチの最高傑作 イギリス社会派映画の巨匠ケン・ローチが引退を撤回してまで伝えたかったこと。それは世界中で拡大する格差や貧困にあえぐ人々の現状と、助け合うことで何かを変えられるという最も普遍的なメッセージ。堂々の2016年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。 おとなの事情風刺映画なほど滑稽に映るイタリア製コメディ あなたのスマホ、他人に見せられますか?そんな問いかけに応じる7人の男女。それが現代人のブラックボックスだとしたら、現実ではサスペンス、映画ならコメディ。他人の不幸を眺める分には笑っていられる大ヒットイタリア製ワンシチュエーション・コメディ! 3月のライオン 前編羽海野チカのもうひとつの代表作ついに映画化 羽海野チカが将棋を題材に挑んだ『3月のライオン』が前後編で実写映画化される。桐山 零、17歳の若きプロ棋士。彼には家も、家族も、居場所も何もなかった。神木隆之介演じる孤独な青年棋士が三姉妹との出会いを通じて成長していく姿を描き出す。 ひるね姫 知らないワタシの物語すべてを知るために彼女は眠る 『攻殻機動隊 S.A.C.』の神山健治監督が初めて挑む劇場版オリジナル・アニメ。今より少し未来の日本を舞台に、夢と現実がスリリングに交差する不思議なロードムービー!所構わず昼寝してしまう平凡な女子高生ココネ。すべてを知るために彼女は眠る。 3月18日 パッセンジャーモルテン・ティルドゥム監督初のSF超大作 宇宙船は5000人のパッセンジャーを乗せ移住先を目指す。冬眠ポッドで眠る乗客の中、なぜか二人の男女だけが90年も早く目覚めてしまう。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥム監督が描き出すSF超大作。 3月25日 モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由純血のフランス産恋愛映画 女性監督マイウェンがエマニュエル・ベルコをカンヌ国際映画祭女優賞へと導いた、官能的な大人の恋愛映画。エマニュエル・ベルコとヴァンサン・カッセル。二人の熟年俳優が、愛の始まりと愛の終りに横たわる男と女の普遍的な感情をつぶさに捉えてみせる。 未来よ こんにちはユペールを見つめるミア・ハンセン=ラヴ 長編デビュー作『すべてが許される』から“喪失や別離をどう乗り越えるか”というテーマに果敢に挑み続けるフランスの若き女流監督ミア・ハンセン=ラヴ。瑞々しい感性を放ってきた彼女が50代後半の女性を主人公に描き出す、愛に満ちた感動の人間ドラマ。 サラエヴォの銃声サラエヴォ事件と現代が交錯する不穏な群像劇 『ノー・マンズ・ランド』でアカデミー外国語映画賞に輝いたダニス・タノヴィッチ監督がサラエヴォ事件と現代をサスペンスフルに交錯させる。サラエヴォ事件100周年記念式典が行われる高級ホテルに一発の銃声が鳴り響く時、人々は運命にたぐり寄せられる。 娘よ日本で初めて公開されるパキスタン映画 僕たちは映画として初めてパキスタンという国が語る社会問題に触れることになる。構想10年、実話に基づく、かの国の山岳地帯で繰り広げられる母と娘の緊迫の逃走劇。女性監督アフィア・ナサニエルが長編処女作で、同国で容認されている名誉殺人を映し出す。 ストロングマン『ロブスター』の脚本家が放つ異色コメディ エーゲ海でクルージングを楽しむ6人の中年男は、互いの全てを評価し合うことで“ストロングマン(最高の男)”を決める奇妙なゲームに興じる。怪作『ロブスター』を送り出した脚本家エフティミス・フィリップが、またしても異色のコメディを生み出した。 キングコング 髑髏島の巨神ゴジラとの決戦につながるシリーズ 1933年、髑髏(ドクロ)島からニューヨークへと連れて来られたキングコングが、『GODZILLA ゴジラ』の制作チームによって現代に蘇る!トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演するアドベンチャー超大作。 3月31日 ムーンライト時代が必要とした本物の映画 新鋭監督バリー・ジェンキンスが長編2作目にして、2017年アカデミー賞作品賞に輝いた珠玉のヒューマンドラマ。ゲイである黒人男性が、逆境の中で自我に目覚め、強く生きようとする姿を幼少期、青年期、成人期の三部構成で描き出す。 光をくれた人デレク・シアンフランスが映し出す愛と葛藤 孤島に流れ着いた赤ん坊を我が子として育てる灯台守夫婦。他に誰もいらないと思えるほどの幸福な日々は、ある罪に気付かされた瞬間、苦しみへと姿を変えた。『ブルー・バレンタイン』のデレク・シアンフランス監督が映し出す愛と葛藤の物語。 ジャッキー ファーストレディ 最後の使命ジャクリーン・ケネディの真実 史上最も有名なファーストレディとして熱狂的な人気を博したアメリカのジョン・F・ケネディ大統領夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディ。ケネディ大統領暗殺事件を彼女の視点から映し出すことで、知られざるジャッキーの偉業に迫る。 Sponsored Link Twitter Facebook Google+ Pocket B!はてブ LINE - 執筆者:今川 幸緒