映画を観る前に知っておきたいこと

酒中日記 酒の席での著名な文化人たちの語らいを楽しむ映画

投稿日:2015年1月21日 更新日:

酒中日記 タイトル

酒の中で人が見せる飾り気のない素直な言葉。由緒ある酒場で著名な文化人が見せる”人間らしさ”がそこにはある。


  • 製作:2015年,日本
  • 日本公開:2015年3月21日
  • 上映時間:99分

予告

あらすじ

主人公・ツボちゃんこと坪内祐三。好きに飲み、好きに酔い、好きな人と語り明かす――。酒場でのおかしみに溢れた人間模様。本作は幅広い知識と交流で独特の審美眼に定評のあるエッセイスト・坪内祐三の代表作エッセイの映像化作品。人はどのように酒を飲み、友と何を語るかをテーマに、坪内本人が主演をつとめ、実際なじみにしている酒場をめぐり歩く異色のドキュメンタリー。
新宿ゴールデン街の〈しん亭〉や文壇バー〈猫目〉、太宰治の小説のモデルになったママが営む文壇バー〈風紋〉、名高い文化人を多く顧客に持つ銀座の文壇バー〈ザボン〉、これらの由緒ある酒場を舞台に坪内が日頃交遊している文人たちとお酒を酌み交わし本音で語り明かす。
重松 清、都築響一、亀和田 武、杉作J太郎、中原昌也、康 芳夫、南 伸坊、中野 翠といった個性豊かな面々が集まり独自の談議に花を咲かせ、飾らない素顔を垣間見せる。

解説

ドキュメンタリーとしてもドラマとしても異色な作品です。坪内氏本人が交流している作家たちとのお酒を交えた交流の様子。登場する人はみな著名な作家で、普通に生きていれば話をする機会もありませんし、もし尊敬する人が居るのであれば、この作品はその人にとって作品以上の価値があると思います。とは言え、シラフで酒の場に特攻する事ほどつまらないこともありません。この映画を観ることで何を感じるのか、何を得られるのか、全く未知数ですね・・・。
誤解のないように主張しておきますが、この映画にたいして否定的な意見を言うわけではありません。実験的な要素というか、もはや酔狂に近い遊び心が感じられる作品です。こういう遊び方が出来る人は尊敬します。そういう意味で、個人的にもとても興味深い作品です。

監督・キャスト

坪内祐三 (つぼうち ゆうぞう)坪内祐三 (つぼうち ゆうぞう)

評論家、エッセイスト。文芸のみならず、さまざまな 分野で評論活動を行っている。また週刊誌など多くの雑誌連載を持つ。エッセイや、編集を担当した『明治の文学』などで、明治本ブームを起こした。趣味と実益を兼ねているような、金銭的に余裕のあるオタク・高等遊民的な側面がある。連載作品「文庫本を探せ!」『週刊文春』、「坪内祐三の美術批評 眼は行動する」『週刊ポスト』、「人声天語」『文藝春秋』、「坪内祐三の読書日記」『本の雑誌』、「これでいいのだ!」『週刊SPA!』、「あまカラ12ヶ月」『あまから手帖』、「酒中日記」『小説現代』、「リレー読書日記」『週刊現代』

 

 

 

重松 清 (しげまつ きよし)重松 清 (しげまつ きよし)

作家。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表。また、ルポルタージュ、時評、評論、ゲームシナリオなど小説以外のジャンルでの執筆活動も高い評価を受けている。多数のペンネームを持つ事でも知られ、その中には外国人名、女性名もある。『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『きみの友だち』『カシオペアの丘で』『青い鳥』『とんび』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』『希望の地図』『空より高く』『また次の春へ』『ファミレス』など多数。最新刊は『一人っ子同盟』。
テレビドラマ、映画化された著書も多く直近では『アゲイン』が映画「アゲイン 28年目の甲子園」として1月全国公開、『流星ワゴン』がTBS日曜劇場で西島秀俊主演の1月クールドラマとして放送中。

 

 

都築響一 (つづき きょういち)都築響一 (つづき きょういち)

編集者、写真家。現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を主な生業としている。写真集などの製作にも精力的で、数多くの作品を出版している。2012年より、運営していたブログ「ROADSIDERS’weekly」を有料週刊メールマガジンとしてを配信中。

 

 

 

 

杉作J太郎 (すぎさく じぇいたろう)杉作J太郎 (すぎさく じぇいたろう)

漫画家、ミュージシャン、映画監督、俳優、タレント、ライター。製作活動では多方面に独特の才能を見せ、特異な存在感を放つ。タレント活動では「もてないキャラ」、「童貞キャラ」として主に活動している(実際に童貞というわけではなく、初体験は26歳)。架空の女性と性交を行うエアギターならぬ「エアセックス」の提唱者でもある。また、『平凡パンチ』の企画(及び本人の希望)で、包茎手術を受けたこともある。また、その模様を蛭子能収がスケッチした。

 

 

 

中原昌也 (なかはら まさや)中原昌也 (なかはら まさや)

 

音楽家、作家、画家、映画評論家。MTRやサンプラーでの音楽制作で活動を開始。暴力温泉芸者というユニットを立ち上げて、国内外を問わず高い評価を得ている。2009年にHair Stylisticsと名義を改め、音楽活動や、画家・イラストレーターとしての美術活動を中心に活動している。

 

 

 

 

南 伸坊(みなみ しんぼう)伸坊(みなみ しんぼう)

イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト。エッセイに自らイラストを載せる手法で「イラストライター」を自称する。イラストを武器に業界を跨いで活躍している。自らの顔を使って有名人に扮装し顔マネでなりきる「本人術」なるものでも有名。任天堂のゲームソフト「MOTHER」のキャラクターデザインも手がける。

 

 

 

康 芳夫 (こう よしお)康 芳夫 (こう・よしお)

イベントプロデューサー。日本に初めてモハメド・アリを招聘し、ヘビー級ボクシング・タイトルマッチを実現させる。その後、1976年6月26日「格闘技世界一決定戦」と銘打った、日本武道館でのアントニオ猪木とモハメド・アリ対戦試合を実現させ大成功をおさめる。その他、大小さまざまなイベントをプロデュースし、成功させている。2014年には中島哲也監督の「渇き。」で映画俳優デビューを果たした。

 

 

 

 

亀和田 武 (かめわだ たけし)亀和田 武 (かめわだ・たけし)

作家、コラムニスト。競馬好きで知られ、現在は雑誌連載、コメンテーター、競馬評論家と多方面で活躍中である。また、プロレス好きとしても有名。坪井祐三とは近年特に親密で、よく対談をしている。

 

 

 

 

 

中野 翠 (なかの みどり)中野 翠 (なかの・みどり)

コラムニスト、エッセイスト。社会・事件に関する批評のほか、映画や本、落語に関する文章で広く知られる。都会的な冷たさ、辛口さを持ち合わせながらも、少女のような純粋な感覚で独特な文章を書く。著書『中野シネマ』『お洋服クロニクル』『今夜も落語で眠りたい』『この世には二種類の人間がいる』『斎藤佑樹くんと日本人』『小津ごのみ』『アメーバのように。私の本棚』『この世は落語』『歌舞伎のぐるりノート』『ラクガキ いっぷく』『おみごと手帖』『ごきげんタコ手帖』『金魚のひらひら』『みずいろメガネ』『東京プカプカ』など多数。

 

 

平松沙理 (ひらまつ さり)平松沙理 (ひらまつ・さり)

女優。OSK日本歌劇団でのスピード感のあるダンスが魅力的。同歌劇団のシンガー・ユニット「Blue Panthers(ブルーパンサー)」に所属し、デビューCD「La Maschera」はオリコン・インディーズ部門17位を記録。の現在は退団しており、国内外のレビュー公演、女優、ライブ等のマルチな活動を行っている。映画出演は本作「酒中日記」が初めて。

-ドキュメンタリー, 邦画

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