映画を観る前に知っておきたいこと

ハッピーエンドが書けるまで 愛に傷つく人に贈る希望と勇気の人生賛歌

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ハッピーエンドが書けるまで

家族、友人、そして恋人。愛に傷つきいたことのある全ての人に贈る希望と勇気の人生賛歌。全米オープニング興行成績No.1を記録し、世界中を涙で包んだラブストーリー『きっ­と、星のせいじゃない。』の大ヒットを受けて、ジョシュ・ブーン監督のデビュー作が満を持して日本公開となった。

主人公のサマンサを演じるのは、『白雪姫と鏡の女王』『あと1セ­ンチの恋』に出演し、大きな瞳と凛々しい眉が印象的なリリー・コリンズ。サマンサに思­いを寄せる同級生のルイス役には、『ウォールフラワー』のローガン・ラーマン。


  • 製作:2012年,アメリカ
  • 日本公開:2015年6月27日
  • 上映時間:97分
  • 原題:『Stuck in Love』

予告

あらすじ

サマンサと家族

主人公のサマンサ(リリー・コリンズ)は大学生。家を出て一人暮らし。大学に通いながら小説家を目指していた。実家に住む父のビル・ボーゲンズ(グレッグ・キニア)と弟のラスティ(ナット・ウルフ)は、感謝祭の準備をしている。テーブルには3年前に離婚したビルの元妻エリカ(ジェニファー・コネリー)の席も用意されていたが、彼女が現れることはない。

実家に帰ってきたサマンサは、食事の席で自分の本が出版されることを報告し、家族で祝杯をあげる。サマンサの目に入ったのは、来るはずのない母親の空席。それをみて、サマンサはラスティに不満を漏らす。サマンサは母親を毛嫌いしていた。母とは一年以上も会話がなく、初出版の件も知らせてはいなかった。
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ラスティの恋

ラスティは同級生のケイト(リアナ・リベラト)という少女に思いを寄せていた。英語の授業で詩を朗読し、授業の後にケイトに「素敵な詩だった」と褒められ有頂天。

家に帰ると、父が自分の日記を読んでいる場面に遭遇する。読まないという約束を破ったことを問い詰めると、ビルは「目を引く一文があったので、思わず読んでしまった」と謝罪。さらに「お前には経験が足りない、もっと外に出て遊べ」とアドバイスをする。

ラスティは素直にアドバイスを受けとめて、友人のジェイソン(スペンサー・ブレスリン)と一緒にパーティーに参加することにした。だが、そこでケイトがコカインを吸っているところを見てしまう・・・。
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サマンサの恋

サマンサがバーにいると、大学で同じ授業を受けているルイス(ローガン・ラーマン)に声をかけられた。でもサマンサの目当てはルイスじゃなくて、ライブでボーカルをしていた色男。ルイスには「あの男は遊び人だからやめておけ」と言われるが、サマンサは「良い人なんて求めていない」とルイスの誘いを断った。
ハッピーエンドが書けるまで
それでもルイスは諦めない。ついには根負けして、2人は喫茶店で話をすることに。思いの外に話ははずみ、お互いに同じ本を好きだということが分かり、サマンサはルイスに親近感を抱くようになっていく。

しかし、両親の浮気や離婚を見てきたサマンサにとって、恋愛や結婚はそんなに良いものではなかった。恋に落ちることを拒絶して、ルイスからも逃げようとする・・・。
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ビルとエリカ

ビルは未だに別れた妻の事が忘れられずにいた。元妻のエリカからは「いい加減自分のことは忘れて、先に進んで欲しい」と懇願され、セックスフレンドのトリシア(クリステン・ベル)からも「そろそろ他の人との再婚を考えてはどうか」と提案される。

トリシアにすすめられてネットで交際相手を募集し、数十年ぶりのデートに出かけることに。楽しい時間を過ごしたビルは、今度こそエリカのことを吹っ切ろうと決意を固める。

それまで何度ものぞきに行っていたエリカの家を訪れ、今日は結婚指輪を窓辺に置いて帰ろうとするものの、エリカが自分の小説を読んでいる姿を目にして、再び決心が鈍ってしまう。

愛を失ったビル、愛を信じないサマンサ、愛に臆病なラスティ。それぞれ愛に思い悩む家族3人は、それでも未来へと踏み出していく。
ハッピーエンドが書けるまで

映画を見る前に知っておきたいこと

原題「Stuck in love」の意味

愛の中にハマり込む、愛の中で身動きが取れない、原題の意味はそんなところだ。『ハッピーエンドが書けるまで』という邦題は、原題よりも少し前向きな印象を持たせている。キャラクターが描く小説を巡る物語であるところにもかけているのだろうと思う。

愛の泥沼にハマり込んで身動きがとれなくなった経験は誰にでもあると思う。愛するが故に上手く伝わらない事もあるし、愛するが故に思ってもいないことを言ってしまうこともある。愛にハマり込んだ家族3人が、どうやってその泥沼から抜け出していくのか。そこには幸せを求める誰もに刺さる、希望と勇気が描かれている。
ハッピーエンドが書けるまで

『きっ­と、星のせいじゃない。』

本作は2012年に制作されたジョシュ・ブーン監督のデビュー作。今回、日本での公開に至った経緯には『きっ­と、星のせいじゃない。』の大ヒットが大きな役割を果たした。そこで、少し『きっ­と、星のせいじゃない。』について紹介したい。

甲状腺がんを患ったヘイゼルという少女と、骨肉腫で足を失ったオーガスタスという少年の、劇中の架空の小説『An Imperial Affliction』を巡る物語だ。ジョン・グリーンの小説「さよならを待つふたりのために」を原作にしたラブストーリー。制作費1200万ドルながら3億ドル以上の興行収入をあげ、批評家からも高い評価を受けた。

2015年7月15日に先行レンタル開始。8月5日はブルーレイとあわせDVDがリリースされる。


-ヒューマンドラマ, ラブストーリー, 洋画

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