やる気ナシ!正義感ナシ!だって悪党だもーん♥
10人の悪党たちで結成された特殊部隊“スーサイド・スクワッド”とジョーカーのことしか頭にない邪悪なヒロイン、ハーレイ・クインに世界は託されてしまった!?
二大アメコミ出版社のひとつマーベルのヒーローたちによるクロスオーバー作品『アベンジャーズ』(12)の悪役版だと言えばわかり易いだろうか。
今度は、「バットマン」や「スーパーマン」でお馴染みのDCコミックに登場するヴィラン(悪役)たちが共演する。中にはバットマンの最凶ヴィラン、あのジョーカーの姿も!
Contents
予告
あらすじ
世界崩壊の危機に、政府が送り込んだのは史上最悪の悪党たちだった!
バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となったヴィラン(悪役)たちは、減刑と引き換えに過酷なミッションを課せられる。
© 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
命の保証などどこにもない、まさに自殺に等しいミッションを強制される特殊部隊“スーサイド・スクワッド(自殺部隊)”へ入隊させられるヴィランたち。
© 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
“スーサイド・スクワッド”
- ジョーカー
残酷な悪のプリンスにしてバットマン最大の敵。彼の残酷なユーモアは相手を一瞬で凍りつかせる。敵か味方か!?その行動は予測不可能。 - ハーレイ・クイン
犯罪者専門の精神科医だったが、ジョーカーに誘惑され悪の道へ。セクシーでクレイジーな“スーサイド・スクワッド”のヒロイン的存在。 - デッドショット
マフィアに雇われた凄腕暗殺者。命中率100%、驚異のスナイパー。冷徹な殺しのプロだが、愛娘が唯一の弱点。 - エル・ディアブロ
一度燃えたら止められない地獄の炎を操る。かつて起きた事件が原因で性格が超臆病に…… - スリップノット
ロープさえあれば何でもできる。ロープで壁面をよじ登り、ロープで人の命も奪う。 - キャプテン・ブーメラン
殺人ブーメランの使いこなすオーストラリア出身の荒くれ者。場を荒らすのが得意な、ズルくてゲスい男。 - リック・フラッグ大佐
ゴロツキを率いるエリート軍人。射撃、爆破、ゲリラ戦を得意とする軍人の中の軍人。アマンダの忠実な部下で“スーサイド・スクワッド”の歩調を合わせる役目を担う。 - カタナ
リック・フラッグ大佐の右腕。夫と死に別れた過去を持つが……誰もその素顔を知らない。妖刀ソウル・カーテンで斬った相手の魂を封じ込める。 - エンチャントレス
邪悪な古代の魔女に取り憑かれた女博士。人間と魔女の間で揺れる多重人格者。 - キラー・クロック
ウロコに覆われた怪力男。進化が逆戻りしたその皮膚は弾丸すら跳ね返す。は虫類のような巨体を隠しながら、下水管で生きてきた。 - アマンダ・ウォーラー
悪党たちに捨て身の作戦を遂行させる“スーサイド・スクワッド”の発案者にして政府の指揮官。その性格は非情で、悪党たちを使い捨ての駒としか考えていない。
こんな危険な悪党たちを寄せ集めた“スーサイド・スクワッド”が本当に世界を救うことなどできるのか!?
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映画を観る前に知っておきたいこと
まだまだ作品数の少ない「DCエクステンデッド・ユニバース」ですが、「マーベル・シネマティック・ユニバース」に対抗してこれからどんどんクロスオーバー作品が公開されます。この映画は「DCエクステンデッド・ユニバース」にとって起爆剤になるかもしれません。
「DCエクステンデッド・ユニバース」による 新しいクロスオーバー
近年多くのアメコミが実写映画化されているが、その原作は二大アメコミ出版社のマーベルかDCコミックが殆どである。
この二社がしのぎを削っている状態だが、DCコミックはマーベルに一歩遅れをとっている印象がある。
アメコミ映画の醍醐味と言えば、やはりヒーローやヴィラン(悪役)が映画の枠を越えて共演するクロスオーバー作品だ。
このクロスオーバー作品の数を比べても「マーベル・シネマティック・ユニバース」の方が圧倒的に多い。しかも、その中には『アベンジャーズ』、『アイアンマン』、『マイティ・ソー』などヒット作が並んでいる。
「DCエクステンデッド・ユニバース」にとって第3作目となる『スーサイド・スクワッド』は、「マーベル・シネマティック・ユニバース」に対抗する新しいクロスオーバー作品となっている。
これまでクロスオーバー作品はヒーローたちの共演が最大の魅力だったが、本作はヴィラン(悪役たち)がひとつのチームとして闘うというこれまでにないクロスオーバーが展開される。
最凶ヴィラン、ジョーカー参戦!
さらにこのチーム“スーサイド・スクワッド”に投入されたのが、あのバットマン最大の敵ジョーカーだ!
本来、このジョーカーは1話限定のキャラクターとして死なせる予定であった。しかし、「バットマン」自体がダークな作風に移行するに伴ってそのキャラクターは狂人化し、気が付けば「バットマン」の中で欠かせない存在にまで成長していた。「犯罪の道化王子」という異名で知られ、1940年の初登場以来ファンに愛され続けている。
有名な某映画雑誌の特集でも、映画史を変えた悪役としてあのダース・ベーダーを抑えて見事1位に選ばれていた。すべてのアメコミのヴィランの中でも最凶とされるのがこのジョーカーなのだ。
アメコミ映画に新しいクロスオーバーの歴史が加わる!