映画を観る前に知っておきたいこと

【トランスポーター イグニション】主人公にイギリスの新鋭エド・スクレインを大抜擢

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トランスポーター イグニション

ジェイソン・ステイサムをアクションスターに押し上げた人気作『トランスポーター』の6年ぶりとなるシリーズ4作目。今作から主人公の運び屋フランク・マーティン役にイギリス出身の新鋭エド・スクレインを大抜擢。

製作・脚本はリュック・ベッソン。監督は、ベッソン製作の『コロンビアーナ』『96時間 リベンジ』などで編集を担当し、『フルスロットル』では監督を務めたカミーユ・ドゥラマーレ。

  • 製作:2015年,フランス
  • 日本公開:2015年10月24日
  • 上映時間:96分
  • 原題:『The Transporter Refueled』

予告

あらすじ

今回の依頼は、アンナと名乗る謎の美女からのもの。契約は交わされ、時間通りに引渡しの現場に到着したフランクの愛車に乗り込んできたのは、3人の美女。トランスポーター イグニション「契約厳守のルールに反する」そう言って依頼を断ろうとするフランクに突きつけられた銃口。そして、最愛の父が人質となっている映像。猛毒を盛られ、命の期限は12時間。

ルールに反する依頼に憤慨するフランク。しかし、道中でアンナたちに凶悪組織の魔の手が迫っていることを知る。組織の正体は、フランクの特殊部隊時代の宿敵“カラゾフ”という男が率いる巨大売春カルテルだった。トランスポーター イグニション
守るべきルール、守るべき使命、そして守るべき父の命・・・。
トランスポーター イグニションかつてない難局に、徐々に追い詰められていくフランク。しかし、そこに待ち受けているのは“愛する者からの裏切り”だった・・・。

映画を見る前に知っておきたいこと

運び屋・フランク・マーティン

トランスポーター イグニションその1、名前は聞かない
その2、契約厳守
その3、依頼品は開けない

フランク・マーティン。黒いスーツのこの寡黙な男は、愛車アウディS8を華麗に操るドライビングテクニックと、天才的な格闘センスを武器にワケありの依頼品を運び届けるプロの運び屋=トランスポーター。

『トランスポーター』の見所はもちろん、フランクによる華麗なアクションシーンだ。

最新鋭にチューンされた愛車のアウディS8と繰り広げるカーチェイス。周囲にあるありとあらゆるものを駆使した奇想天外でユニークなボディアクション。そして最新機器を使った頭脳戦。

最初の『トランスポーター』は2003年。ジェイソン・ステイサム演じるフランク・マーティンは、ストイックでエグゼクティブな“天才運び屋”という新しいカリスマの形を魅せた。もちろん映画は大ヒット。彼を演じたジェイソン・ステイサムは、アクションスターの道を突き進むことになる。

エド・スクレイン

トランスポーター イグニションそのフランク・マーティンに、巨匠リュック・ベッソンが大抜擢したアクション界の新星エド・スクレイン。ジェイソン・ステイサムを期待していた人は肩を落としたことだろう。

しかし、ミラ・ジョボヴィッチ、リーアム・ニーソン、そしてジェイソン・ステイサムもまた、リュック・ベッソンに生み出されたアクションスターといっても過言ではない。

エド・スクレインとは、一体どんな男なのか。

彼は1983年3月29日生まれ、現在32歳のイギリス・ロンドン出身だ。実はかつて、「The Dinnerlady P.I.M.P.」という名義でラッパーとして活動してきた。2004年~2008年までの短い活動期間で、なんと28枚のアルバムをリリース。

評価も上々、さまざまなミュージシャンとのコラボもあり、精力的過ぎるというか多作過ぎるというか、とにかく恐ろしいバイタリティを持つ男だ。しかし、ラッパーとして活動中に役者をやりたいという情熱を抑えきれず、徐々に俳優活動へシフトしていく。

そして海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 第3章」(13)のダーリオ・ナハーリス役でブレイク、米screen誌の“2013 Star of Tomorrow”にも選出されている。

今後は、マーベル作品“Deadpool”で主人公の宿敵エイジャックス役、『メイズランナー』のカヤ·スコデラリオを主演に迎えた『タイガーハウス』では重要な役所を演じている。

とにかく謙虚でストイックな姿勢で、多くのファンに支持されているまさに期待の新星。フランク・マーティンがジェイソン・ステイサムではないと肩を落とした『トランスポーター』ファンも、一度は値踏みに行く価値がある男だ。

-アクション, 洋画

執筆者:


  1. スズキ・ツヤコ より:

    私は正直ジェイソンステイサムの方が魅力があると思っています。
    だって暗い影があるようなところが目や表情に現れていて、近寄りがたいものもあります。
    エド・スクレィンは何処にでもいる普通の男性?,チャラそうに見えます。
    本当はイメージとは違い男っぽく、中身は魅力的かも知れませんが、トランスフォーマー、ジェイソンステイサム、悪ではなく、それでいて律儀で、暗い片隅で激しく戦う
    また新しいトランスホーマーが始まったら是非ジェイソンステイサムで……あの暗い表情が好きです。   

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