持っているのは、豊かな想像力。
赤毛で、そばかすだらけで、やせっぽち。お世辞にも美少女とは言えないけど、豊かな想像力と楽しいおしゃべりで周囲の人々を虜にしてしまう。
カナダの作家ルーシー・モード・モンゴメリが1908年に発表した名作児童文学『赤毛のアン』が実写映画として現代に蘇る。これまで幾度となく映画化されてきた不朽の名作も、今度はモンゴメリの孫にあたるケイト・マクドナルド・バトラーが製作総指揮として参加。カナダのプリンス・エドワード島の美しい四季を背景に、母国の精鋭スタッフによって作り上げられる。
主人公アンにオーディションで選ばれたのはカナダ出身のエラ・バレンタイン。三つ編みの似合う、原作のイメージ通りの少女だ。また、アンの良き理解者であるマシュウ役のマーティン・シーン、厳格だが愛情深いマリラ役のサラ・ボッツフォードらが共演する。
予告
あらすじ
カナダのプリンス・エドワード島。花が一斉に咲き誇る春、農場を営む年配のマシュウ(マーティン・シーン)と妹マリラ(サラ・ボッツフォード)は、働き手となる11歳の男の子を孤児院から引き取るつもりでいた。しかし、二人の家にやってきたのは赤毛の少女アン(エラ・バレンタイン)だった。兄妹は、むげに追い返すわけにもいかず、アンに別の引き取り手が見つかるまで家に置くことにした。

© 2015 GABLES PRODUCTIONS INC.
翌日からアンは、厳格なマリラに命じられて慣れない家畜の世話を手伝いながら、口下手だが聞き上手のマシュウに色んな話をした。5歳で両親を亡くしたアンを辛い時に助けたのは、いつでも彼女自身の豊かな想像力だった。それでも、やせっぽちで、赤毛で、そばかすだらけの容姿だけはどうにもできない。

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隣家のお節介なリンド夫人に容姿をけなされた時のこと。腹を立てたアンは無礼な態度をとり、謝罪を命じるマリラにまで反抗して部屋に閉じこもってしまう。しかし、マシュウがそっとアンの背中を押すと、彼女は素直にリンド夫人に謝った。そう、マシュウはすでにアンの心の友だった。それからもアンは次々と騒動を巻き起こしてばかり。最初は戸惑っていたマリラにとっても、いつしかアンは家族同然の大切な存在となっていくが……
作品データ
原題 | 『L.M. Montgomery’s Anne of Green Gables』 |
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製作国 | カナダ |
製作年 | 2016年 |
公開日 | 2017年5月6日 |
上映時間 | 89分 |
原作 | 児童文学『赤毛のアン』 ルーシー・モード・モンゴメリ |
キャスト
キャスト | エラ・バレンタイン |
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サラ・ボッツフォード | |
マーティン・シーン | |
ジュリア・ラロンド | |
ドゥルー・ヘイタオグルー |
監督・スタッフ
監督 | ジョン・ケント・ハリソン |
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脚本 | スーザン・コイン |
製作 | ロス・レスリー |
製作総指揮 | ジョアン・ランバー |
ピーター・ウィリアムソン | |
ナット・エイブラハム | |
アイラ・レビ | |
マイケル・マクギガン | |
ケイト・マクドナルド・バトラー | |
ラモン・エステベス |