高度三万フィートで消えた大量の乗客たち
そのフライトで何があったのか?
ティム・ラヘイ&ジェリー・ジェンキンズによる6500万部超えの大ベストセラー小説「レフト・ビハインド」を基に、突如として人類が消失する危機に見舞われた世界を映し出す。
オスカー俳優ニコラス・ケイジを主演に迎え、壮大なスケールで描かれたこの映画。“ヨハネの黙示録”に端を発する物語は、世界中で賛否を生んだ問題作。
Contents
- 1 予告
- 2 あらすじ
- 3
映画を見る前に知っておきたいこと
- 3.1 正反対の評価
- 3.2 驚異的な売り上げを誇る原作
- 3.3 実際にラッパが7回鳴っている不思議な動画
予告
あらすじ
パイロットのレイ(ニコラス・ケイジ)が操縦するジャンボジェット機は、JFK国際空港よりロンドンへ向けて順調に航空していた。しかし、高度30000フィート上空で乗客たちは突然パニックを起こす。機内から副操縦士を含む大量の人間が服だけを残して姿を消してしまった。
© 2014 LEFT BEHIND INVESTMENTS, LLC.
レイ達はJFK国際空港へ戻ることを決めるが、管制塔と全く連絡が取れない。レーダーに目をやると、飛行区域を無視した航空機が目前に迫っていた。高度を上昇させ衝突を避けようとしたが、翼の一部が接触し燃料漏れが発生。一番近いJFK国際空港に着陸する以外に手立てがなくなってしまった。
一方、地上でも数百万を超える人々が姿を消していた。混乱に乗じて強盗が多発、街は無法地帯と化していた。レイの娘クローイ(キャシー・トムソン)も、消えた母と弟を探して街をさまよい歩いていた。レイは衛星電話でなんとかクローイと連絡を取ることに成功した。そして、この異常事態が機内だけではないことを知る。
© 2014 LEFT BEHIND INVESTMENTS, LLC.
JFK国際空港までおよそ20分という地点で、管制塔からの応答が聞こえてくる。空港では多くの従業員が消えてしまい、滑走路は溢れる飛行機で封鎖されているという。しかし、レイたちを乗せた飛行機には既に他の空港に向かうだけの燃料がなかった……
Sponsored Link映画を見る前に知っておきたいこと
大ベストセラーの原作、ニコラス・ケイジ主演という理由で観るには荷が重たい映画だ。かなり強く、宗教的な解釈が求められることだけは覚悟しておいてもらいたい。
正反対の評価
この映画が理解し難いのは日本人だけではないのかもしれない。批評家からは次々と辛辣な評価が投げかけられている。しかしその一方で、原作者ティム・ラヘイ&ジェリー・ジェンキンズからの評価は正反対だった。原作者なので褒めるのは当たり前だと思うかもしれないが、そうではない。
実はこの原作は、過去にも『人間消失』(00)のタイトルで映画化されている。作品の出来に不満を抱いたティム・ラヘイは契約違反を叫んで訴訟まで起こしている。
批評家と原作者、ここまで評価が割れるのはやはり宗教の解釈の相違に拠るところが大きい。
公開から一週間で$6,300,147ドル(約7億8千万円)を稼ぎ出し、週間ランキングは第6位。止まない批判の声。続編の製作決定。話題性は十分だ。
「控えめに言っても、『レフト・ビハインド』は実に程度の低い演技による粗末でセンセーショナルなプロパガンダだ。娯楽作品とは思えない。最悪な表現を使えば、馬鹿の極みだ。キリスト教徒であろうとなかろうと、観客はこの映画よりもいい映画を見たほうがいい。また、こんなくだらない映画の中で起こる啓示に高尚な意味があるとは想像しがたい。」
エンターテインメント・ウィークリー リンゼイ・バハール
「今まで私が観賞した携挙に関する映画の中で最高の映画だ。」
ティム・ラヘイ
「小説の魅力を十分に映画化できていると思う。この作品は、シリーズ全体への人々の関心を呼び覚ますだろう。」
ジェリー・ジェンキンズ
驚異的な売り上げを誇る原作
原作の「レフト・ビハインド」は近未来を舞台に、最後の審判が迫り“ヨハネの黙示録”が実現していく様を描いている。累計6500万部を売り上げるシリーズ全12巻に及ぶ大作の内、今回の映画化は原作の第一巻のみとなっている。
“ヨハネの黙示録”はキリスト教徒の間でも多くの解釈があり、その議論が尽きることなく、日本人にとってはことさら理解し難いテーマの作品だと言える。
実際にラッパが7回鳴っている不思議な動画
街に大音量で鳴り響く管楽器のような音。これが“ヨハネの黙示録”に記された、世界の終末を前に天使がラッパを7回吹くというアポカリプティックサウンド(終末の音)なのか!?
この不思議な現象は世界の様々な場所で起こっていると一時話題になったが、映画とは関係ない。
作品データ
原題 | 『Left Behind』 |
---|---|
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2014年 |
公開日 | 2015年6月27日 |
上映時間 | 110分 |
原作 | 小説「レフト・ビハインド」 ティム・ラヘイ ジェリー・B・ジェンキンス |
キャスト
キャスト | ニコラス・ケイジ |
---|---|
チャド・マイケル・マーレイ | |
キャシー・トムソン | |
ニッキー・ウィーラン | |
リー・トンプソン | |
ジョーダン・スパークス |
監督・スタッフ
監督 | ビク・アームストロング |
---|---|
脚本 | ポール・ラロンド |
ジョン・ペイタス | |
製作 | ポール・ラロンド |
マイケル・ウォーカー | |
製作総指揮 | J・デビッド・ウィリアムズ |
ブライアン・ライト | |
マイク・ニロン | |
ジェイソン・ヒューイット |
おせじにも面白いとはいえない。これだけつまらない脚本をかけるひとってスゴイ。
パッケージを見て、「ランゴリアーズ」みたいなテイストのB級映画なのかな、と思って買ったのが間違いのもと。
これだけ脱力させられた宗教オチは久しぶり。
「悪霊喰」とか「シェルター」とか、一神教のエゴに日本人としてどん引きしてしまう映画は過去にも見たけれど、無駄なスケールのでかさではちょっと記憶にない。
宗教を信じ込んでいる人って、絶対に人類という存在及び自分の宗派を過大に重要視してるよね。
あと、いかにも敬虔そうなイスラム教徒の男性が神様に放っておかれてる描写には「?」だった。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が信じてるのは同じ神様だよ? 後から出てきた方が、
「前の宗教は不完全な啓示を受けて作られた奴ね。神様は同じでも、俺のが完全版」
って主張してるから揉めてるだけであって。
そのくらいの事も知らずに、原作者が宗教ネタの小説を書いてるとも思えないんだけど。
とにかく、腑に落ちない所だらけだった。
さすが、進化論を教えない学校がいっぱいある国は違う。
途中から、これ聖書の「一人は取り去られ、一人は取り残される」という聖書の御言葉みたい・・・と思っていたら、そのとおりの筋書きで
聖書の言葉をそのまま現実で起きたら・・・という想定で真摯にわかりやすく作られているところが感動しました。
終わりが近づくにつれ・結構奥深いと感じました。
教会の牧師が取り残されていたのは、興味深い内容です。
宗教関係ない人が見ても本当に面白くないでしょうね。
今見た。
時間の無駄。
何故子供はみんな消えた(天国に行った)のかがわからない
子供は純粋で素直だからです。
イエスは天国に行けるのはこのような人だと言って
子供を抱きかかえられました。
聖書の箇所があります。
昨日観ました。
時間の無駄でした。
「リメイニング」よりは胸糞悪さが無いだけマシ。
推挙でも何でも良いから、信者などこの世から消え失せろと思いました。
未だにこんな映画が作られているのか
キリスト教徒はショックだろう
あまりの馬鹿さ加減に
今、ケーブルテレビの放送で見させてもらったけれど、はっきり言って駄作。
ヨハネの黙示録なんて日本じゃゲームやライトノベルのネタでしかないし、これを見るくらいなら女神転生シリーズをやりこんだ方が面白い。
神なんて所詮、人間のオモチャ。それ以外に価値はない、以上。
こんなクソな映画は久しぶりだった。
DVDで見ました。
どこかでいなくなった人達が戻って来ると思って最後までみてしまいました。
残念です。
信じている方にはいいのかな、わからないです。
>いかにも敬虔そうなイスラム教徒の男性が神様に放っておかれてる描写には「?」だった。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が信じてるのは同じ神様だよ?
ほんとこれだ。
宗教家は傲慢な者が多い。
ニコラス・ケイジが主演で、まあ、最悪でも無難な映画かと安心していたが恐ろしいほど臭いプロパガンダ映画だった。
>こんなクソな映画は久しぶりだった。
あんま映画観ない人なんだなぁ。
レフトビハインドはまだ観るところのある方の映画だけどな。
似たテーマのノウイングはより娯楽性の高いキリスト教映画だったね。
さらにあちらはある意味でより現実的な解釈で聖書の記述を映画化したものだった。
役割が浅くて、何の啓示も出てこない
過去も現在も未来もあまり見えない
DVDで見てこの虚無感ですから映画館で見たら
絶望しますね
ニコラスさんにはいい仕事です、もてる力の30%
くらいで「楽」しました
賛否が分かれるのは当たり前です。
キリスト教の信者でなくても、理解者なら、この映画が伝えたいこと等や、続編への期待をする事かと思います。逆に、クソ映画と言えてしまう方には、映画の持つメッセージ性より、娯楽性だけを大事にしているように思えます。若干、見る幅が狭すぎるかと、、、。
いずれにしても、このメッセージは、理解すべきと思います、
ジョンシナとかコリーフェルドマンとかが主演してたら、ただの馬鹿映画として面白がれたのに
一言でクソ映画だと切り捨てる人の言い分が浅はかなのが笑えますね。
>いかにも敬虔そうなイスラム教徒の男性が神様に放っておかれてる描写には「?」だった。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が信じてるのは同じ神様だよ?
>ほんとこれだ。
↑いやいや、それ言ったら牧師だってそうでしょ? おまけに作中で「重要なのは知っている事ではなく信じる事なんだ」とハッキリ明言しているじゃん。つまり傍から見える姿が牧師だろうと敬虔そうなイスラム教徒だろうと関係ないのだと、子供でもわかるように説明してくれているのに…それが批判する理由なの?(笑)
さらに「妻が正しかった。神を信じるべきだった」と父親が後悔しているのに対し、娘は作中の最後まで「神がいるとしたら、こんな酷い事をするわけがない!」と一貫して主張していた。
父と娘のダブル主人公視点で展開し、宗教に対して相反する思いを胸に抱きながらも協力して必死に生き残ろうとする姿を見て「ただのプロパガンダ」なんて的外れな批判しか出来ないとか…呆れますね。
そんな君達は素直にヒーロー物とか単純なアニメとか最強のオッサンシリーズだけ見てればいいんじゃないですか? 今後はメッセージ性のある作品に触れない事をお勧めします。
こんな作品にメッセージ性()なんてないよw
みなさんのおっしゃる通りで、正真正銘のクソ映画だった
アホラシイ最後に2部も3部もその後も見ないことを!!!宣言する。
自分はこの映画良いと思います!
本当に聖書に書かれてることを映画にしてる!
聖書はイエス様の手紙です
聖書に書かれてる事が今本当に起きています
ロシアとウクライナの戦争とか
あと少しで再臨が来ます
そのために心を整えときましょう
自分はこの映画良いと思います!
本当に聖書に書かれてることを映画にしてる!
聖書はイエス様の手紙です
聖書に書かれてる事が今本当に起きています
ロシアとウクライナの戦争とか
あと少しで再臨が来ます
この映画のアンチどもは黙っといてください
メッセージ性とかはさておき
家族すらないがしろにして盲信する者(母親)、疑いを抱きながらも目の前の現象に信じざるを得ないと結論した者(父親)、なお頑なに神に対して疑いを持ち続けた者(娘)と、消えてしまった信奉者以外の残された人類がどう現実と向き合うのか(人としての尊厳を守り続けることが出来るのか)みたいな物語の始まりとしてはまぁわからんではない
が、そのうちのひとつにスポットを当てるにしても航空パニックに持っていくのは原作準拠以外にあまり価値はなかったような気がする(消失に対する緊張感が航空機が墜落するかどうかに持って行かれすぎて後半空気になってたし)
これなら航空機以外にももっと「何も分からずただ混乱する一般人」「それどころではなく消失によって起きた問題に対処しようとする人」「神の御業であることを理解した(作中で言えば牧師とかサングラスかけてた女性)人」を場面転換繰り返しながら見せる方が映画としては面白くなっただろうなって気はする