ニコニコ動画で再生回数が4000万回を超え、人気ボーカロイド楽曲「脳漿炸裂ガール」を実写映画化。その世界観をもとに小説版も出版され、シリーズ累計45万部のベストセラーとなっている。
人気アイドルグループ「私立恵比寿中学」の柏木ひなた、『映画 暗殺教室』『ホットロード』などに出演する若手女優の竹富聖花のダブル主演。普通の女子高生による強制参加のデス・ゲーム。
- 製作:2015年,日本
- 日本公開:2015年7月25日
- 原作:ボカロ曲『脳漿炸裂ガール』
Contents
- 1 予告
- 2 あらすじ
- 3
映画を見る前に知っておきたいこと
- 3.1 ボーカロイド楽曲とは
予告
あらすじ
小さな頃から憧れていたお嬢様学校・聖アルテミス女学院に入学した市位ハナは、教室で目を覚ますとクラスメイトと一緒に檻の中にいた。そこで突然、携帯電話を使った謎のゲーム「黄金卵の就職活動」が始まる。それは脱落すると脳漿が炸裂するという生死をかけたサバイバルゲームだった。ゲームに勝ち残った1名だけが、“真の卵”として、大人の仲間入りができる。すべては素敵なご褒美のため。これは教育の一環なのか?次々とクラスメイトが脱落していく中で、ハナは同級生の稲沢はなと一緒に戦い、勝ち進んでいく。しかし負けた時点で脳漿炸裂、即死のデス・ゲーム、勝ち残れるのは1人。ハナとはなの勝負の行方は・・・
映画を見る前に知っておきたいこと
ボーカロイド楽曲とは
ボカロ曲とも略されるボーカロイド楽曲とは、ヤマハが開発した歌声の合成技術を使って特定のキャラクターの歌声として作られた曲のことだ。ピンと来ない人は「初音ミク」のような実在しないアイドルの曲がそうだと言えばわかるだろうか。
ボーカロイド曲は、音楽好きなユーザーが楽曲を作り、キャラクター好きなユーザーが、その楽曲に動画をつけるといった「自主制作コンテンツ」という文化を生み出している。
そしてその中でニコニコ動画で再生回数が4000万回を超える驚異的なヒットを見せた「脳漿炸裂ガール」が映画化されたというわけだ。作品の評価はともかく、こうした現代的な新しい文化が映画に入ってくるというのはおもしろい試みだと思う。