『ターミネーター』日本初公開から30年、遂にシリーズ最新作『ターミネーター 新起動』が公開される。シリーズ5作目となる本作は、アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりに復帰し、ファンは必見の内容となっている。この夏一番の話題作であることは間違いないだろう。
- 製作:2015年,アメリカ
- 日本公開:2015年7月11日
- 原題:『Terminator Genisys』
- 上映時間:126分
- 上映方式:2D/3D
Contents
- 1 予告
- 2 あらすじ
- 3
映画を見る前に知っておきたいこと
- 3.1 本当のシリーズ第3作目
- 3.2 一ファンとしての期待
予告
あらすじ
自我に目覚めた人工知能(ジェニシス)が起動すれば、機械による核戦争で人類は滅亡する。その「審判の日」は目前に迫っていた。2029年の人類抵抗軍のリーダーであるジョン・コナーの母親であるサラ・コナーを歴史から抹殺しジョン・コナーを存在しなかったことにしようと、人工知能(ジェニシス)は1984年にターミネーターを送り込む。一方、カイル・リースもサラを助けるため未来からやってくる。しかし、そこは何者かによって書き換えられた過去だった。サラはたくましい女戦士へと変貌し、彼女の命を狙っているはずのT-800ターミネーターも「審判の日」を止めるために戦っていた。そして二人の前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在、最新T-3000ターミネーターの正体とは?はたして未来を取り戻し「審判の日」を止めることはできるのか。
映画を見る前に知っておきたいこと
本当のシリーズ第3作目
シリーズ5作目となる本作は、1作目と2作目をベースとしながらも設定は新しくなっている部分も多く、アーノルド・シュワルツェネッガー以外のキャストも一新されている。しかし、本作では1作目と2作目の監督・脚本を務め、『ターミネーター』シリーズを生み出したジェームズ・キャメロンのアイデアをもとに製作されている。ジェームズ・キャメロンも本作がシリーズ3作目だと語っている。これは往年のファンからするとかなり期待できるうれしい情報だと思う。
一ファンとしての期待
本作でジェームズ・キャメロンのアイデアとなったのが、サイボーグであるはずのT-800が年を取るという設定。そして若いT-800と対決するという発想だ。これによりアーノルド・シュワルツェネッガーの12年ぶりの復帰も違和感がない。そして作中には1作目と2作目のオマージュがふんだんに盛り込まれている。僕も一ファンとしてはそそるのだが、あとは内容がついてくるかだ。過去の作品にこだわり過ぎて焼き増し的な内容となっていないか不安もある。
事前情報としては往年のファンが納得するだけのものは揃っているので、これでおもしろければ30年前の衝撃をまた味わえるはずだ。