すべてを手に入れたはずの彼女に訪れた試練。
そこにやってきたのは、70歳の新人だった ──。
『プラダを着た悪魔』(06)で、メリル・ストリープ演じる最悪の上司の下で直向きに働いたアン・ハサウェイが今度は女社長に!
『恋愛適齢期』(03)のナンシー・マイヤーズ監督が仕掛けるジェネレーションギャップがユーモアに満ちたハートフル・ストーリー。アン・ハサウェイ演じる若き女性CEOが、シニア・インターンとして雇われた老人との心のふれあいを通じて成長していく姿を映し出す。
70歳の新人社員として、ロバート・デ・ニーロがかつてないほどチャーミングで大人の魅力に溢れたキャラクターを演じる。
Contents
- 1 予告
- 2 あらすじ
- 3
映画を観る前に知っておきたいこと
- 3.1 結婚生活や仕事に悩む全ての男女へ
予告
あらすじ
アパレル通販サイトで成功を収め、若くして女性CEOとなったジュールズ(アン・ハサウェイ)。ついつい仕事に打ち込み過ぎる彼女は、社員を置き去りにし、プライベートでも専業主婦の夫とすれ違い始めていた。そんな時、会社にシニア・インターンとして70歳の新人ベン(ロバート・デニーロ)がやってくる。

© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
初めは40歳も年上の部下に何かとイラつくジュールズだったが、いつしか彼の的確なアドバイスを頼るようになっていた。ベンは豊かな人生経験から、彼女のどんな難問にもユーモアたっぷりに答えくれるのだ。

© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
ベンのシンプルな生き方は、余裕を失くしたジュールズの心に少しずつゆとりを取り戻していく。そんな中、彼女は思わぬ試練によって、仕事とプライベートどちらを優先するかを迫られる!
Sponsored Link映画を観る前に知っておきたいこと
アン・ハサウェイを主演に迎え、ハイブランドなファッションに彩られた本作は、『プラダを着た悪魔』の続編と勘違いされることもあったが、より時流に即したテーマが違った魅力を生んだ1本だ。
中でも、上司が女性で部下が男性という現代的な設定から生まれたベンというキャラクターは、僕たちに人生経験という漠然とした人間の深みが如何に大事であるかを学ばせてくれる。
結婚生活や仕事に悩む全ての男女へ
仕事とプライベートを両立できないジュールズ、彼女のために専業主婦になった夫、急成長する会社に置いていかれる社員、この映画の登場人物は皆、変化にうまく対応できない者たちだ。そんな中、最も前時代的なベンだけが新しい環境にも抜群の対応力を持っている。
仕事から引退し、妻にも先立たれたベンは、社会に再び自分の居場所を見つけようとシニア・インターンに応募してみたものの、インターネットを生業とする会社の中で彼にできる仕事など殆どない。そんな状況でもベンは積極的に自分ができることを探し、社内に少しずつ居場所を築いていく。
1973年製のビンテージ鞄のようにシンプルな彼の生き方は、忙しなく変貌する現代社会でこそ威力を発揮するのだ。だからこそ、ベンは働く女性だけでなく、男も憧れるような理想の男性像として、人生における様々な教訓を与えてくれるのである。
そんな彼がジュールズにもたらす心の変化が『プラダを着た悪魔』よりもう一歩大人びた印象を残すこの映画は、結婚生活や仕事に悩む全ての男女の心を優しく包み込んでくれる。
作品データ
原題 | 『The Intern』 |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2015年 |
公開日 | 2015年10月10日 |
上映時間 | 121分 |
キャスト
キャスト | ロバート・デ・ニーロ |
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アン・ハサウェイ | |
レネ・ルッソ | |
アダム・ディバイン | |
アンダース・ホーム | |
ジョジョ・カシュナー | |
リンダ・ラビン | |
ジェイソン・オーリー | |
ザック・パールマン | |
アンドリュー・ラネルズ他 |
監督・スタッフ
監督 | ナンシー・マイヤーズ |
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脚本 | ナンシー・マイヤーズ |
製作 | ナンシー・マイヤーズ |
スザンヌ・ファーウェル | |
製作総指揮 | セリア・コスタス |
いつも、ながらでみているレンタルビデオを3回も見直してしまった。
5回‥観ちゃいました♪
俺、7回
しばらく経って観るのもいいね!
映画館で一人で、レンタルで一人で、wowow録画を夫婦で、と3回見ました。見方が違ってきますね。映画館ではどうもファッションが気になり、レンタルでは仕事の進め方など環境が目につき、そして夫婦でみた時は夫婦のありかたを一緒に話しました。夫は感動して涙してました。
コメントありがとうございます。
その時の心の在りようで印象が変わる映画ですね。僕も2度ほど観ました。