映画を観る前に知っておきたいこと

グリーンルーム
全米初登場第1位!新世代バイオレンス・スリラー

グリーンルーム

扉を開ければ、
死が待っている ──

全米初登場第1位の新世代バイオレンス・スリラー日本上陸!

売れないパンクバンドがようやく出演の機会を得たライブハウスは、ネオナチ集団の巣窟だった。運悪く殺人現場を目撃、一行は集団から命を狙われる羽目に。

すべてを失った男の静かな復讐劇『ブルー・リベンジ』(13)以上のスリルとバイオレンスを引っさげて、鬼才ジェレミー・ソルニエが帰ってくる!

今年、あまりにも不幸な事故で亡くなった若き名優アントン・イェルチン、最後の主演作品。


予告

あらすじ

売れないパンクバンド、エイント・ライツのパット(アントン・イェルチン)たち4人は停まってる車からガソリンを拝借し、その場凌ぎのツアーを続けていた。オレゴン州の片隅にあるライブハウスで、彼らはようやく出演の機会に巡まれた。しかし、そこはネオナチが集まる巣窟だった。

グリーンルーム

© 2015 Green Room Productions, LLC.

殺伐とした空気が流れる中、挑発的な曲を演奏するエイント・ライツのメンバーたち。なんとかライブをやりおおせた彼らは報酬を受け取り、その場を後にしようとした。すると、メンバーの一人が楽屋に携帯を置き忘れたことに気付き、再びバックステージに向かったパットは運悪く殺人現場に出くわしてしまう。

グリーンルーム

© 2015 Green Room Productions, LLC.

ライブハウスのオーナー、ダーシー(パトリック・スチュワート)は目撃者を全員消すよう部下に命じ、メンバーたちはネオナチ集団に命を狙われる羽目に。彼らは楽屋にこもり、数でも装備でも敵わないネオナチ集団に立ち向かう……


映画を観る前に知っておきたいこと

アントン・イェルチンの演技と圧倒的バイオレンス描写が好評を博し、本国アメリカでは見事初登場第1位を記録した。

スリラー映画を牽引する若き鬼才ジェレミー・ソルニエと、27歳でこの世を去った俳優アントン・イェルチンによる超骨太スリラーは、どこかこのジャンルに飽きてしまった映画ファンの目を覚ましてくれるはずだ。

ジェレミー・ソルニエ

まだまだ監督3作目と、その成長著しいジェレミー・ソルニエ。彼の名を一躍世界に知らしめ、インディペンデント映画の鬼才へと押し上げたのが前作『ブルーリベンジ』(13)だった。

2013年カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞すると、その年世界各国で絶賛された。

ダスティン・ホフマン主演の往年の名作『わらの犬』(71)を彷彿とさせる復讐劇、コーエン兄弟の作品群を想起させる乾いたバイオレンスと胸に迫るようなドラマ。そして、その復讐劇を彩るかのように配置された、映画のキーカラーとなる冷たい青色。その衝撃が、今も頭にこびり着いているファンも多いのではないだろうか。

本作の『グリーンルーム』というタイトルは、もともと楽屋を意味する言葉だが、今度も映画のキーカラーに緑を使ったソルニエ監督らしい映像世界が見て取れる。しかし、復讐劇から脱出劇へと変貌を遂げ、さらに洗練されたスリルと鳥肌ものの人体破壊は、『ブルーリベンジ』以上に容赦なしだ。

アントン・イェルチン

2009年には『ターミネーター4』や『スター・トレック』などのハリウッド大作にも立て続けに出演し、まさにこれからが期待されていた俳優アントン・イェルチン。2016年、彼の突然の死に多くの映画ファンがショックを受けた。

6月19日の午前1時頃、リハーサルの時間にも姿を現さなかった彼を心配した友人たちが自宅を訪れたところ、自分の車と門に取り付けられた郵便受けの間に挟まれて死亡しているのを発見された。アントンの家から門までは急な坂道になっており、何らかの理由でエンジンを切らずに門の方へ向かったところ、坂を自然に下ってきた車に押し潰されてしまったと考えられている。あまりにも不運な事故だった。

イェルチンが最後に出演した作品は『スター・トレック BEYOND』(16)だった。しかし、日本では公開が前後してしまったため、本作が彼の最後の作品となる。

自身もバンドマンだったイェルチンにとって、本作で見せるパンクバンドのパット役は見事なはまり役だ。多くの映画ファンから称賛を浴びている彼の好演をその目に焼き付けて欲しい。

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