映画を観る前に知っておきたいこと

王妃の館 直木賞作家・浅田次郎原作のコメディ

投稿日:2015年2月25日 更新日:

王妃の館 

直木賞作家・浅田次郎本人が「映画化は不可能」と語っていた小説が、『探偵はBARにいる1,2』の橋本一監督によって奇跡の映画化!主人公は『相棒シリーズ』でお馴染みの水谷豊が演じる天才小説家・北白川右京。彼が問題を抱える10人の旅人達を知らず知らずのうちに幸せへ導いてゆく。涙と笑いとウィットに富んだ豊かな人間模様で描かれるコメディ。


  • 製作:2015年,日本
  • 日本公開:2015年4月25日
  • 原作:直木賞作家・浅田次郎の長編小説『王妃の館』
  • 上映時間:123分

予告

あらすじ

舞台はパリの一流ホテル、日本語で“王妃の館”を意味するシャトー・ドゥ・ラ・レーヌ。そこに宿泊する日本から2組男女11名のツアー客たち。そこには天才小説家・北白川右京をはじめ、美人OL、成金実業家にホステス、女装家、元詐欺師・・・と個性派揃い。

右京はツアーそっちのけで、17世紀のルイ14世を主人公にした新作小説のヒントを探す。ひとたびインスピレーションが湧くと、我を忘れ自分の世界に没頭してしまうのだった。幾度となく彼には小説の神が舞い降り、他のツアー客を振り回しながらもその執筆活動は順調だった。

しかしその一方では、人知れず悩みと事情を抱えてパリに来たツアー客たちから悩みを打ち明けられ、時には神がかったアドバイスまでしていく右京だった。

旅が終わりに近づくにつれ、小説も完成へと近づいていく。そしてその小説を回し読むツアー客たちは、そこに書かれた17世紀の世界へと迷い込んでいく。右京の描く壮大なる新作の結末とは・・・

映画を見る前に知っておきたいこと

直木賞作家・浅田次郎が描く世界

浅田次郎は1997年に『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞を受賞した。『鉄道員(ぽっぽや)』は映画化でも、高倉健と広末涼子の共演や坂本龍一の起用なども話題を集めた。浅田次郎は「平成の泣かせ屋」の異名を持ち、人情味あふれる作風に特徴がある。その反面ユーモアを交えて描く笑いも得意としている。『王妃の館』はユーモアたっぷりの笑いと、そこにある涙はいかにも直木賞作家・浅田次郎が描く世界観と言える。

また浅田次郎は映画と小説は別物だと語っている。現に原作では設定も違う箇所があったりするので原作を読んでみても少し別の楽しみ方ができる。
王妃の館 上・下王妃の館 上・下

監督・キャスト

監督・橋本一

橋本一代表作は『新・仁義なき戦い 謀殺』『極道の妻たち 情炎』『探偵はBARにいる1,2』『相棒シリーズ X DAY』『花と蛇 ZERO』。その手腕はやくざ映画、時代劇、刑事ドラマと幅広い。2015年には『ズタボロ』が公開予定。

水谷豊:(北白川右京)

水谷豊1968年にドラマ「バンパイヤ」で初主演。1976年に映画『青春の殺人者』でキネマ旬報主演男優賞を受賞。近年は『相棒シリーズ』以外にも2時間ドラマ『地方記者・立花陽介』『探偵 左文字進』などもシリーズ化され幅広い層から支持されている。俳優業の傍ら音楽活動もしている。

-コメディ, 邦画

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