映画を観る前に知っておきたいこと

PとJK
警察官と女子高生の結婚から始まる純愛ストーリー

PとJK

私が初めて恋した人は、
警察官でした。

「全国書店員が選んだおすすめコミック2014」にもランクインし、累計発行部数260万部を超える大ヒットとなった人気コミック『PとJK』。漫画家・三次マキの代表作となったこの作品を『余命1ヶ月の花嫁』(09)の廣木隆一監督が実写映画化する。

恋する警察官(P=POLICE)と女子高生(JK)、立場が違う二人が一緒にいる方法はひとつ。結婚から始まる純愛ストーリー。

『orange-オレンジ-』(15)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した土屋太鳳、方や恋愛映画に初主演となった亀梨和也。青春ラブストーリーの勝手を知る者と知らない者。そんな二人の初共演は、女子高生カコと警察官・功太のちぐはぐな関係性をどこか象徴しているようでもある。

原作ファンが持っているイメージを大事にしながら夢のような話にどうリアリティ持たせるか、キャスティングに賛否がある中、主演二人の演技に注目が集まる。


予告

あらすじ

人数合わせで駆り出された合コンで女子高生カコ(土屋太鳳)は真面目な警察官の功太(亀梨和也)と出会った。男らしい功太に惹かれるカコだったが、彼女が実は女子高生だと知った功太は戸惑いをみせる。

PとJK

© 2017「PとJK」製作委員会

警察官という立場上、カコと軽々しく付き合うことはできない功太はいきなり彼女にプロポーズする。突然のことに驚きながらも結婚を受け入れたカコは、大人な功太との楽しい新婚生活を夢見ていた。

PとJK

© 2017「PとJK」製作委員会

しかし、恋人を通り越していきなり結婚した二人の気持ちは次第にすれ違っていく。そんな時、二人を巻き込む大事件が発生!

果たして秘密の年の差結婚に本当の幸せは訪れるのか!?


映画を観る前に知っておきたいこと

今や映画の一つのジャンルとして確立された少女漫画。しかし原作のイメージが強過ぎるため、誰が監督を務めているかはあまり気に止められない。『娚の一生』(15)『ストロボ・エッジ』(15)『オオカミ少女と黒王子』(16)など少女漫画を次々と実写映画化する廣木隆一監督は、恋愛映画の名手としても知られる。

廣木隆一

まだ日本の映画界にロマンポルノが存在していた80年代、にっかつ系で『The SM』『ザ・折檻』など超ハードなドキュメント風SMをキネコで撮り話題を呼んだ匿名監督・伊集院剛の正体、それが廣木隆一監督だった。

デビュー作『性虐!女を暴く』(82)からしばらくはピンク映画を撮っていた廣木監督が、2009年には興行収入30億円超えの大ヒット作『余命1ヶ月の花嫁』を生み出し、近年では少女漫画原作の映画を多く手がけるようになった。

恋愛と名のつくものならジャンルを問わないのがこの監督だ。

52歳独身の大学教授と恋をしないと決めた30代半ばの女の奇妙な同居生活を描いた『娚の一生』ではエロティックな大人の恋愛を。そして『ストロボ・エッジ』や本作のような青春純愛モノ。『余命1ヶ月の花嫁』で見せた夫婦の深い愛情。

かつてのピンク映画だろうが、少女漫画が原作だろうが、廣木監督が恋愛を映し出す時、彼は常に女性に対する深い眼差しを持っている。

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