映画を観る前に知っておきたいこと

何で世界中が夢中になるの!?スターウォーズの魅力の秘密

投稿日:2015年11月28日 更新日:

スターウォーズの魅力

『スター・ウォーズ』といえばファンはもちろん、全くファンではない人も作品はもちろん、登場キャラクターの名前や姿まで知っている世紀の超大作だ。

なぜこれほど多くの人がスターウォーズに熱狂するのか。スターウォーズの魅力を語りだしたら本当にキリがないのだが、ひとつだけ確実に言えることがある。それは、僕らが生活している世界とはまた次元の違う別の世界を構築しているということだ。

創作作品なんか全部そうじゃん?何を当たり前のことを。

と、自分で書いていて思うんだが、スターウォーズはその規模が尋常じゃない。


壮大な世界観と奥深い設定

ファンは『スター・ウォーズ』の「世界観」にハマり、異常に懐の深い世界のつながりに驚きと感動を覚える。

例えば、ルーク・スカイウォーカー、アナキン・スカイウォーカーの故郷である惑星タトゥイーン。物語の重要な舞台だが、地形、生態系、歴史など、この星についてだけでwikipediaが1ページ制作されている。この惑星のことだけをテーマにしてもファンは1日中でも語り続けられるだろう。

ん~・・・1日中は言い過ぎたかもしれない。真性のファンなら半日ぐらいは行けそうではあるか?

まぁ惑星ひとつでこれだ。キャラクターなんかをテーマにした日には、とても一日では足りない程、語るべきことが山ほど出てくる。これはファンが異常なのではない。『スター・ウォーズ』の奥深さが異常なのだ。

今現在12月18日に公開されるエピソード7を含めて、正史として7つの映画作品が公開されている。

映画はスカイウォーカー家の物語を中心に描かれているが、スターウォーズの壮大な物語は映画の数千年前から数千年後まで、非常に細かく設定されているという。映画はその壮大なサーガの十数年を切り取っているだけに過ぎない。

ある作品が大好きになり、その作品にまつわるwikipediaを読み漁っていたらとんでもない時間になっていた、そんな経験をした事がある人は多いと思う。

スターウォーズを見た男子はみんなそうなる。そうして、趣味:スターウォーズを公言する新人類が誕生するのである。

僕はというと、特別なファンではないが見たことはある程度の人間だ。その程度の僕でも、選ばれし者と呼ばれたアナキン・スカイウォーカーが予言を成就するまでの壮大なファンタジーには、尋常ならざるカタルシスを覚える。

突然ふと見たくなり、暇つぶしに全作品を何度か見たことがあるが、見る度にwikipediaとにらめっこして朝を迎える。

映画はそんな『スター・ウォーズ』の深遠なる世界への単なる入り口でしかないのだ。このシリーズはもはや映画作品という枠を遥かに超えた幻想だ。その異常なまでの懐の深さが、全人類を魅了してやまない『スター・ウォーズ』の最大の魅力だと思う。


1970年代の衝撃と独特の空気感

『スター・ウォーズ』の魅力はもちろんそれだけじゃない。

時代を考えれば、初めてエピソード4が公開された1970年代に銀河をまたいだあの大戦争は相当センセーショナルだっただろう。

1970年代当時のアクション代表作と言えば、『マッドマックス』『燃えよドラゴン』『ロッキー』『ダーティハリー』とかその辺かな。男同士が土臭くバンバンドシドシ殴りあう中で『スター・ウォーズ』はピュンピュンとレーザー光線を飛ばして、光る剣でフォンフォンとスタイリッシュにやりあっていたのだ。

別にどっちが優れているとかっていう話をするわけじゃないんだが、当時のアクション映画と並べてみると『スター・ウォーズ』が当時の映画ファンにどれだけの衝撃を与えたかがよく分かる。

僕らの世代で言えば『マトリックス』が凄かったけど、きっと比べ物にならないぐらいの衝撃だったんじゃなかろうか。以来、映像技術も最先端を走り続けている。

『スター・ウォーズ』に負けず劣らず凄い映像を魅せる映画は他にもあるが、これほど独特の空気感を備えた映画は他にない。しかも何が凄いって、映像は進化しても空気感そのものは1970年代のエピソード4の時から何一つ変わっていないのが凄い。

奥深すぎる哲学的テーマ

見たことがない人、あるいはちょっとかじっただけの人の中には、ただのSFチャンバラ映画でしょ?って思っている人も少なくないと思うが、スターウォーズのドラマはそこらのヒューマンドラマに遥かに勝る奥深いテーマ性を持っている。

この事について詳しく語るにはマジで「僧か!」ってぐらいフォースの修行を要するので、生みの親であるジョージ・ルーカス監督の言葉を借りようと思う。

この三部作(エピソード1・2・3)を通して、私は善悪という二分法はとらなかった。自分では善を行っていると信じている人間が、どのようにして邪悪な存在になってしまうかこそが問題だったのだ。
始まりは愛する人を救いたいという極めて純粋な望みだった。自分の周りの状況をコントロールしたいというごくささやかなことだったのだ。母を、妻を失いたくない。本当に大切に思う人を失う苦しみを味わいたくない。そのために悪魔と契約を結ぶ、ファウスト的な物語である。
アナキンが抱えている問題の根源は、執着を捨てられないことにある。諦めをつけ、自分の人生を歩むべきことに気がつかない。厭だからというだけで、太陽が昇るのを止めることはできないのだ。しかし、アナキンは執着することでさらなる力を追求し、ついには宇宙を支配できると考えるところにまで行き着いてしまう。それこそが彼の真の転落であり、悪になるということでもある。

―ジョージ・ルーカス

善悪の考え方や映画に反映されるフォースの教えなどは、日本の神学に深い影響を受けていると言われている。フォースにまつわる善悪に対する考え方は、仏教における愛欲と慈悲の違いに似ている。

まぁここであれこれ語りだすと尺が恐ろしいことになってしまうので割愛するが、つまり何が言いたいかと言うと『スター・ウォーズ』は哲学的に深いテーマを内包しているってこと。

しかもこのエピソード1・2・3は4を作る時には既に存在していたエピソードだったというから驚き。ジョージ・ルーカス曰く、作る気がなかったから当時の映像技術を全く無視して書いたんだとか。

他の作品を見ていなくても楽しめる?

『スター・ウォーズ』についてよくある質問のひとつだと思う。答えはもちろんYES。

エピソード7を見れば他の作品がより面白くなるだろう。同じように、他の作品を見ればエピソード7はより面白くなる。結局のところ、どこを入り口にするかの違いでしかない。映画7作品のほか、あらゆるメディアのスピンオフも含めて、その先には壮大な神話の世界が広がっている。

『ジュラシックワールド』を見た人は、廃棄された『ジュラシックパーク』のゲートが映画に登場した時、「おぉっ!」ってなったはず。あの感じが全作品にあると言えば感覚が分かりやすいかな。

エンターテイメント作品として、『スター・ウォーズ』ほど間口が広く、そして深い懐を持つ作品はない。

どれから見ても、そして何度見ても面白い。それが『スター・ウォーズ』なのだ。

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  1. 匿名 より:

    イイね!

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