ウィル・スミスとマーゴット・ロビーが天才詐欺師に扮して騙し合いを魅せる『フォーカス』。この映画、マジで詐欺師とカモしか登場しない。予測を立てて見ていても絶対に裏をかかれる面白さ。さすがアポロ・ロビンスというべきか、全く別方向を向かされていることに気付いた時のやられた感が気持ち良い。ウィル・スミスの胡散臭さとマーゴット・ロビーのミステリアスさもこの映画にマッチしていて、これは上手いこと使ったなーと感服した。
さてさて、映画『フォーカス』。観客の視点(フォーカス)を逸しまくり、最後に「驚愕の大どんでん返しが待っている!」ということで、騙されまくって帰ってきた感想を綴る。
※最後のまとめ以外はかなりネタバレします。見てない人は絶対に読まないで。そのうち地上波もレンタルもあるのでそっちを楽しみに。こういうエンターテイメント作品は基本、ネタバレしたら終わりなので。
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映画『フォーカス』の感想
感想まとめ
この映画は構えてみると面白くないだろうなと思う。批評家の間では辛辣な意見はあるものの、そもそも批評家が見て面白い映画じゃない。『ドラえもん』に大人が文句つけるみたいなもんだ。「さあ俺を騙してみろ!!」ぐらいのテンションで行くと、面白いぐらい手玉に取られて気持よく帰れる。