海に選ばれた少女 ──
彼女の名は、モアナ。
『リトル・マーメイド』(89)『アラジン』(92)でディズニーの黄金時代を築いたジョン・ラセター・マスカーとロン・クレメンツ。二人の監督が初めて3Dアニメーションに挑んだ、南の島を舞台に繰り広げる感動のミュージカル・ファンタジー。
幼い頃の“ある出会い”によって海と運命的な絆で結ばれた少女モアナ。彼女は、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の始まりだった ──
主題歌「How Far I’ll Go」が映画を彩る。
Contents
予告
あらすじ
この世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が半神マウイによって盗まれた時、この世に闇が生まれた。だが、すべてが闇に覆い尽くされる前に、海に選ばれし者が現れ、平和をもたらす……
© 2016 Disney.
言い伝えによって海に選ばれたのは、千年もの永きに渡って海に出ることを禁じられた島で育った少女モアナだった。幼い頃のある出会いがきっかけで海に愛され、特別な力を持ったモアナ。少女は島の長である父親の反対を押し切り、世界を救うため一人大海原へと旅立った。
© 2016 Disney.
海の向こうでモアナが出会ったのは力を失った英雄マウイだった。二人は女神テ・フィティの心を返すため、幾多の困難に立ち向かっていく……
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2013年に日本で興行収入歴代3位となる大ヒットを記録した『アナと雪の女王』を彷彿とさせる、ディズニーの3Dアニメーション・ミュージカルであるこの映画は、海に命を吹き込んだかのような映像美を珠玉のオリジナル・ソングで彩ってゆく。本国アメリカで好評を博しているだけに、日本でも主題歌「How Far I’ll Go」を含めた大ヒットを予感させる。
監督を務めたジョン・ラセター・マスカーとロン・クレメンツの二人がオリジナル脚本で挑んだ神秘的なストーリーも、これまでのディズニーアニメ以上に壮大かつロマン溢れるものとなった。
マウイ神話から紡がれるストーリー
映画の舞台となった地ポリネシアとは、ハワイ、ニュージーランド、イースター島を結ぶ三角形(ポリネシアン・トライアングル)に囲まれた地域のことであり、いくつもの島々は独自の文化と伝承を受け継いでいる。その中で映画のモチーフとなったのが、ニュージーランドのマオリ族を中心にポリネシア一帯で広く知られるマウイの神話だ。
マウイは黄泉の国の女神ヒネの孫として生まれ、太平洋に浮かぶ数々の島とそこに住む人々を創造したとされる神である。人間の血が流れる半神であったマウイは不死になることを望み、光る芋虫に変身して女神ヒネの体をくぐり抜けようとしたために死んでしまったと伝えられている。
劇中に登場するマウイも、マオリ族特有の文化である刺青を全身に施し、何にでも変身できる力を持っているなど、映画は古代ポリネシア人のロマンと文化的なルーツまでを伝えてくれる。
主題歌「How Far I’ll Go」
『アナと雪の女王』を彩った「レット・イット・ゴー」に続いて、『モアナと伝説の海』でも大きな見どころとなるのが主題歌「How Far I’ll Go」だ。劇中では、現在アメリカのチャートを賑わす次世代ポップスター、アレッシア・カーラが歌う「How Far I’ll Go」と、モアナの声を担当するアウリイ・クラヴァーリョが歌うバージョンの2種類が挿入される。
英語版のPVでは、予告にはない劇中のシーンが映し出される。
「How Far I’ll Go」PV
「How Far I’ll Go」by アレッシア・カーラ
作品データ
原題 | 『Moana』 |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2016年 |
公開日 | 2017年3月10日 |
上映時間 | 107分 |
上映方式 | 2D/3D |
キャスト
声の出演 | アウリイ・クラヴァーリョ |
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ドウェイン・ジョンソン | |
テムエラ・モリソン | |
レイチェル・ハウス | |
ニコール・シャージンガー | |
ジェマイン・クレメント | |
アラン・テュディック |
監督・スタッフ
監督 | ジョン・マスカー |
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ロン・クレメンツ | |
脚本 | ジョン・マスカー |
ロン・クレメンツ | |
タイカ・ワイティティ | |
ジャレド・ブッシュ | |
製作 | オスナット・シューラー |
製作総指揮 | ジョン・ラセター |