『プリティ・ウーマン』の最強タッグ再び!
現代のアメリカン・シンデレラストーリーに多くの女性が魅せられた傑作『プリティ・ウーマン』(90)を生み出した名匠ゲイリー・マーシャル、最後のロマンティック・コメディ。本作は2016年7月19日、肺炎の合併症により亡くなった彼の遺作となる。
シングルマザーのサンディ、キャリアウーマンのミランダ、母に心を開けないジェシー、母を知らないクリスティン、それぞれに訪れる母の日。『バレンタインデー』(10)『ニューイヤーズ・イブ』(11)に続くホリデイ三部作、最もハッピーな完結編!
『プリティ・ウーマン』で一躍ハリウッドのトップスターとなったジュリア・ロバーツを始め、ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソン、ジェイソン・サダイキスらが名匠の最後の作品を彩る。
Contents
予告
あらすじ
前の夫が自分より若いモデルと再婚したことを知ってショックを隠せないシングルマザーのサンディ(ジェニファー・アニストン)は二児の母だ。ジェシー(ケイト・ハドソン)は、両親の猛反対を押し切って国際結婚、出産までした。通販番組のカリスマ女社長ミランダ(ジュリア・ロバーツ)は、16歳の時に極秘出産した娘からの突然の連絡をきっかけに、断ち切った自分の過去と向き合おうとする。ブラッドリー(ジェイソン・サダイキス)は最愛の妻を亡くし、二人の娘たちのために奮闘していた。

© 2016 Mothers Movie LLC
様々な事情を抱えるそれぞれの家族。1週間後には“母の日”が訪れる ──
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『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツ、『プリティ・プリンセス』(01)のアン・ハサウェイ、彼女たちは映画のシンデレラストーリーさながらゲイリー・マーシャル監督の作品が出世作となった。
二人の追悼のコメントは共に、愛を持って接してくれたゲイリー監督の人柄を偲ぶように語られた。二人にとっては父親のような存在だったのだろうか。その寛容さは多くの映画人に愛されていたのだと、いま改めて実感する。
ゲイリー・マーシャル最後のロマンティック・コメディ
奇しくも、ゲイリー・マーシャル最後の作品にロバーツが出演したことは『プリティ・ウーマン』を思い起こさせる。
ゲイリー監督、晩年のホリデイ三部作は決して評価に恵まれたわけではないが、バレンタイン、大晦日、母の日をそれぞれモチーフにした群像劇は、これまでのロマンティック・コメディとは違う切り口でファンの心を温めた。
彼が語る愛の物語はこれが本当に最後だ。『プリティ・ウーマン』に魅せられた世代に批評家の言葉は届かない。
「彼は人を無条件に愛する人だった。その愛は衰えることのない魔法のようだった」
ジュリア・ロバーツ
作品データ
原題 | 『Mother’s Day』 |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2016年 |
公開日 | 2017年1月31日 |
上映時間 | 118分 |
キャスト
キャスト | ジェニファー・アニストン |
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ケイト・ハドソン | |
ジュリア・ロバーツ | |
ジェイソン・サダイキス | |
ブリット・ロバートソン | |
ティモシー・オリファント | |
ヘクター・エリゾンド | |
ジャック・ホワイトホール |
監督・スタッフ
監督 | ゲイリー・マーシャル |
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脚本 | アヤ・コッコフ・ロマンド |
マット・ウォーカー | |
トム・ハインズ | |
製作 | マイク・カーツ |
ウェイン・ライス | |
ダニエル・ダイアモンド他 | |
製作総指揮 | ケビン・フレイクス |
アンカー・ルングタ | |
マシュー・フーパー他 |